中学受験:はじめての中学受験!親に必要な準備とは?

子供の中学受験…未経験の親でも対応は可能です!ただし3つの準備が必要

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こんにちは。かるび勉強部屋 ゆずぱ です。

イキナリで恐縮ですがまずは中学受験でよく出される算数の問題をご覧ください…(*^_^*)

問題①
ある時計が現在4時15分ちょうどを指しています。長針と短針が次に重なった状態となるのは4時15分ちょうどを指していた瞬間から何分後になるでしょうか?

問題②
濃度5%の食塩水に濃度13%の食塩水を混合したところ、濃度7%の食塩水が200gできあがりました。最初にあった5%の食塩水の重さはいくらでしょうか?

問題③
1つ40円のりんごを100個仕入れ70円の定価で売りましたが、売れ残ったので1割引きで売ったところ、合計2545円の利益がでました。1割引きで売ったのは何個でしょう?

これらは中学受験の算数では基本となる、いわゆる一行問題と呼ばれるものです。中学受験をするお子様を指導するということは このような問題を小学生でも理解できるように教える場面に対応するという事 になります。

では、全く中学受験の経験がない親が子供の受験指導をすることは可能でしょうか? もちろん可能です。私も息子といっしょに中学受験に向け奮闘中ですが、親である私自身は中学受験の経験は全くなくても何とかやっていけてますd(^_^o)

ただし! 親もそれなりの準備が必要 です。効果のある3つの準備をご紹介したいと思います。本題に入る前に…まずは、中学受験の常識と言われている事柄をお伝えします d(^_^o)

 

 

なぜ難しい? 中学受験の常識とは

学校の授業や教科書だけでは攻略不能

冒頭の中学受験の典型的な3つの基礎問題。小学校の教育課程準拠の教科書を完璧に理解していたとしても、残念ながら解くことはできません。仮に学校のテストで毎回100点だったとしても中学受験の攻略は難しいでしょう (/ _ ; )

仮に自力で解けたとしてもスラスラ解けるわけでは無く思考時間が必要かと思います。解き方を知っていないと時間的に太刀打ちできないのです。このような特殊な解き方の問題がワンサカ出題されるのが中学受験です d(^_^o)

つまり…学校の授業だけでは対応できず  中学受験に特化した対策が必須 です。

 

学校の学習進度よりも ”半年” 早く

冒頭の3つの基礎問題は、その名の通り”基礎”です。受験の本番では複数の単元の基礎を組み合わせた応用問題やちょっとひねりを入れた問題が出題されます。また、志望校の形式に慣れるために過去問も解かなくてはなりませんね(・・;)

そのため、多くの中学受験塾では6年生の前半には全ての単元の学習を終わらせ、後半は受験対策に時間を使うというカリキュラムになっています。中学受験率の高い私立小学校も同様で半年ほど早めに単元学習が終わります。

つまり…中学受験に対応するには普通の小学生より学習進度を早くして半年早く学習を終わらせる必要があります

 

週40時間の家庭での勉強時間が必要

学校の授業だけでは攻略できず、学校の学習進度より半年早く終わらせなくてはならない。ということは…学習塾か家庭での勉強時間の確保が必要であるということです …_φ(・_・ 6年生では週40時間以上必要だと言われています。

中学受験が親の対応なしでは難しいと言われている大きな要因のひとつは この膨大な家庭学習をこなす事ではないでしょうか? 親としてもっとも気を使って指導しなくてはならない点は、子供の勉強時間をしっかりと確保する事 だと考えています。

 

 




準備① 中学受験の教材入手

それでは、中学受験未経験な親に必要な3つの準備 を1つずつご紹介します。

中学受験の対策をシンプルに表現すると、中学受験に出るであろう問題を解いてみて、間違えた箇所を出来るようにする勉強サイクルの繰り返しとなります。そうであれば…まずは中学受験にでる問題の入手が必須です(準備①)。

 

通塾中なら…塾テキスト以外には手を出さない

お子様が通塾されているのであれば、当然ですが塾のテキストが一番ですね d(^_^o) サピックス、四谷大塚、日能研… 大手の中学受験対策の塾では 受験に出る問題を徹底的に分析しつくしているのでこれ以上のものはありません

そして、塾のテキストがあるのであれば塾のテキスト以外には手を出さないのが良いでしょう。全ての問題を解けるようになったら別ですが… (^_^;)  別のテキストには手を出さず…塾のテキストの問題を1問残らず解けるようにする事が最優先 です。

中学受験:偏差値を上げる”シンプルな勉強法”

 

未通塾なら…塾のテキストを手に入れる

通塾していないなら…どうすれば良いのか? 中学受験をテーマにした”下克上受験”というドラマでは、塾に通わずに受験に挑むというストーリーですが、父親が他人の親に塾のテキストを譲ってもらうよう頼みこむシーンがあったりします (^_^;)

サピックスと日能研のテキストは通塾していない場合は入手する事はできませんが、四谷大塚のテキストは一般の人でもインターネット通販で購入する事ができます。カリキュラム表も公開されているので参考になります。

受験に出る問題を徹底的に分析しつくした塾のテキストを手に入れる方法は2つです。1つは楽天市場などの中古書籍販売店で中古のテキストを購入するか、四谷大塚の教材のインターネット通信販売で購入するかの2つとなります。

楽天市場で四谷大塚のテキストを検索する
四谷大塚の通販サイトで購入する

 

 




準備② 解法はインターネットに頼れ

中学受験の対策は 中学受験に出るであろう問題を解いてみて 、間違えたところの解法を出来るようにするサイクルでした。次の準備は中学受験特有の解法を 親である我々が 勉強する必要があります (準備②)。

 

インターネットの中学受験サイト

もっともメジャーな方法…当サイト “かるび勉強部屋” も含めてインターネット上には多くの中学受験サイトが存在します。それらのサイトに訪れて中学受験特有の解法を理解する事ができます。冒頭の3問における当サイトの解説ページは以下です。

問題①= 時計算は5.5度を使えば簡単!
問題②= 食塩水問題…面積図のコツ
問題③= 売買損益は色付き線分図を描け!

他にもたくさんのサイトがありますので参考にする事ができます。例えば… “中学受験 時計算” と検索すれば簡単にサイトが見つかります。算数以外も同様ですね。”中学受験 工業地帯” と検索すれば中学受験で必要な知識がまとめられたサイトがヒットします(^_^)v

 

動画の解説サイトも結構 充実している

解説サイトは文字と画像による解説が中心ですが、Youtubeなどのサイトで動画による解説をしているサイトも数多くあります。例えば… “中学受験 きょうこ先生” で検索すると多くの中学受験の解説動画がヒットします。

ただし…動画サイトは見るのは、とてつもなく時間が掛かる(>_<) 動画サイトの多くはお子様向けに解説しているためです…例えば “時計算” について前述の きょうこ先生 も40分にもおよぶの時間を使って丁寧に丁寧に解説しています…

以下の記事で紹介している スタディサプリは親の勉強にも最適 ですd(^_^o)
参考:自宅学習の教材の選び方… 通信教育は目的に応じて選択せよ

 




準備③ 勉強のサイクルを作り上げる

過酷な家庭学習…スケジュールを作る

5年生で週30時間… 6年生で週40時間の勉強時間。これだけの量の勉強時間ですから、当然、小学生の子供だけでは計画的に実施する事ができないですよね (^_^;)  中学受験における親の最大の役割は時間の使い方や管理の指導 であると考えています。

問題集を与えられて、週40時間勉強せするよう指示を出された小学生はどのような行動をとるでしょうか? 容易に想像できるとおり、何をやっていいか分からず迷ってしまうでしょう。週間スケジュールを立て、何をやるかの習慣をつける事が大事です。

中学受験:我が家の週間スケジュールを公開

 

親子の勉強サイクルを作り上げる

週間スケジュールさえ作ってしまえば、残るはちゃんとできているかのチェックです。親がチェックする事は2つです。1つ目は予定されたものをやっているかどうか? 2つ目は自力で出来なかった問題はどれか?です。

これを毎週くり返すことで 親子の勉強サイクルができ上がります

中学受験:親がすべき事は”仕組みづくり”

 




まとめ

中学受験の親が、中学受験に挑む子供の指導ができるか? 答えは可能です。ただし親は親でそれなりの準備が必要です。中学受験は親の支援が必須と言われていますが、問題の入手が可能で解法の解説サイトも多いので未経験の親でも十分に対応が可能 です。

準備1:中学受験に出る問題の入手し、
準備2:それらの解法を勉強し、
準備3:親子のサイクルを作りあげる!

私が日々、試行錯誤している内容を紹介しました。ぜひお試しを!

 

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