中学受験:工業地帯と工業地域で受験力をつける

生産高グラフから工業地をズバリ言い当てる事ができますか?
※2018年10月7日 : 2017年11月の記事を改良し ①印刷用プリントの追加 ②工業都市の見直し ③見分け方フローの見直し を行い再公開しました!

中学受験の社会の頻出単元として日本の工業地帯と工業地域があります。産業比率のグラフが突然でることもあれば、その工業地帯の産業構造の特徴が文章で出る事もあり 社会の地理分野におけるクセモノ(?) と思われる方も多いのではないでしょうか…。

そんな社会の地理分野のクセモノ “日本の工業地帯と工業地域” において、可能な限り効率的に確実な受験力をつけるためのノウハウを紹介したいと思います。私の息子は… グラフを見ただけで工業地帯(工業地域)名と総生産高に主要な工業都市までズバリ言い当てる事ができます

参考リンク:雨温図をズバリ言い当てたい方はこちら

 
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まずはどんな工業地があるかを把握する

日本における工業地とは

日本における工業地は3つのグループに別れると整理されています。戦前から発展した四大工業地帯、戦後に発展した四大工業地域、そして、残念ながら選ばれなかったその他の工業地域です…。中学受験ではよく出る分野なので抑えておきたいところですね!

四大工業地帯について

戦前から発達している地域を工業”地帯”と呼び、戦後になってか発達した地域の工業”地域”と区別しています。戦前から発展しているのだから必然的に日本の大都市と一致します。日本の三大都市圏(東京/大阪/名古屋)+北九州と覚える と良いでしょう。

四大工業地域について

戦後になってから発達した工業地域のうち、トップの4つを取り出して四大工業地域と呼びます。阪神(大阪)の隣の瀬戸内…中京(名古屋)の隣の東海…京浜(東京)の隣の京葉…そしてひとりだけ内陸に位置する異端児の関東内陸と覚える と良いでしょう。

その他の工業地域について

その他にも中学受験に出る可能性がありそうな工業地域が5つもあります…(-_-;) こちらは工業地域のかたまりとして覚えるよりも その工業地域に属する工業都市とその生産物を抑えておくこと が中学受験では役に立ちます。工業都市と生産品をセットで抑えましょう!

 

工業都市と生産品をセットで覚える!

数があるので優先順位付けが必要

中学受験で出題される可能性の高い工業都市とその生産品のセットは、中学受験の出題傾向を研究しつくした学習塾のテキストに集約されています。ところが… この 集約されている学習塾のテキストでさえ約60都市も登場します…(*_*) かなりハードルが高いですね。

過去の記事( 学習に関する学説4選 )でもご紹介したとおり人間の脳が60都市をいちどに覚えるのは無理です。分類して細かくしたり、優先順位付けをしたりして一度に覚える数を減らしていきましょう。やり方は人それぞれですが、最も素直なやり方を紹介したいと思います。

最初の目標は”3都市覚える”

分類するのであれば工業地帯や工業地域ごとに覚えるのが素直でしょう…そうするとひとつの工業地帯(工業地域)につき最大でも5都市くらいになります。それでも全体的に分量が多いので ひとつの工業地帯(工業地域)あたり3都市を最初の目標としましょう。

※2018年10月7日 : 工業地帯(工業地域)に属する工業都市を”3都市”に統一 しました。揃っていた方が覚えやすいですよね(^^ゞ ただし 大分臨海工業地域、鹿島臨海工業地域、常磐工業地域は “単独都市による工業地域” としています。

子供が自らまとめ…クイズ遊び…で定着

特に社会の勉強において我が家では 子供が自分でまとめる事に重点 を置いています。そうでないとこんな膨大な量の情報を効率良く記憶に定着できないと考えているからです。まとめ方の詳細は過去の記事( 偏差値を上げるノートのまとめ方 )を参照ください。

子供が自分でまとめをしてくれたならシメたものです! 食事の時や、お風呂の中でクイズ遊びで記憶の定着をはかっています。社会においてはいわゆる暗記が多いので 子供が自らまとめ、クイズ遊び…という流れが記憶定着の王道パターン だと思っています(^ー^)

グラフから工業地をズバリ言い当てる!

工業グラフの特徴を分類する

さて…次はクセモノ中のクセモノの工業生産高の比率グラフです。さっそく四大工業地帯と四大工業地域のグラフを見てみましょう。凡人の私にはこの無機質なグラフ群を見て すんなりと特徴を把握し識別できる人はこの世に存在しないのでは とさえ思ってしまいます…(^_^;)

塾のテキストやGoogleで検索してみても “機械の比率が高いのが特徴である” とか “中小工場が多いのが特色です” とか… 確かにそうなんですが(汗)…。覚えられない時は 心理学と脳科学の先生方の助言に従って 適当に”分類”してみる事 をオススメします

いくつか私が適当に分類してみた例を掲載してみたいと思います。

※2018年10月7日 :金属タイプと食品タイプの定義をシンプルにしました(^^ゞ

 

いかがでしょうか? ずらっと並んだ無機質だったグラフ群に…特徴が現れ 分かりやすく感じたのではないでしょうか? ポイントは体系立ての王道 “分類” なんです。頭に物事を定着させる手法として知られる”分類”は人それぞれ。つまり…いくらでもパターンを増やせるんです!

※2018年10月7日 :フローをよりシンプル化してみました(^^ゞ

 

 

分類を自分で考え出す事ができれば(もしくはご紹介した分類を自分のものにできれば) グラフを見ただけでどの工業地帯(工業地域)のグラフであるかを一瞬で言い当てる事ができます。私の息子もズバリ言い当てる事ができ今やテストでは得点源です。

分類する事の効果について…詳しくは過去の記事( 学習に関する学説4選 )をご参照ください。

生産額のランキングを覚える

産業の比率だけでも工業地帯(工業地域)の特徴を十分に捉えてズバリ言い当てる事が可能なのですが、中学受験でもうひとつ頻出する要素があります。それは工業地帯(工業地域)の総生産高です。こちらも 同様の考え方で3つのランクに分類すると覚えやすい かと思います。

暗記カードで遊びながら覚える

前項では自分でまとめてからのクイズ遊びが記憶定着の王道だと申し上げましたが、暗記カードゲームの効果もナカナカなもの です。暗記カードを作り、表(オモテ)だけ見せてどちらが先に裏面の情報を答えられるか…親と子で競い合うんです。これは親も楽しめます (^_^)

まとめ

今回は日本にある工業地帯(工業地域)をテーマに中学受験に役立つノウハウや情報をまとめてみました。ポイントはやはり無機質で体系化されていない情報を 意識的に自分自身で整理して、分かりやすくする事ができるか であると考えています。

工業地で受験力をつける為に…
1)まずは工業地位置を把握する
2)工業都市と生産品をセットで覚える
3)無機質なグラフに特徴を見いだす
・自分で分類して自分のものにする
・生産高のランキングを把握する

暗記を苦痛なくこなす為の工夫
1)自分たち(※)でまとめてクイズ遊び
2)暗記カードを使い遊び感覚で

参考リンク:雨温図をズバリ言い当てたい方はこちら


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中学受験:工業地帯と工業地域で受験力をつける” に対して1件のコメントがあります。

  1. あげどうふ より:

    素晴らしいです!! もっと前にこのサイトを見つけたかった! 2018年受験の息子がいます。中学受験、大変ですが頑張ってください! 

  2. yuzupa より:

    コメントを頂きありがとうございます。
    また、激励の言葉、とても励みになります!

    あげどうふ様もお子様の中学受験、
    大変な時期かとは思いますが、御健闘をお祈りいたします!

  3. あげどうふ より:

    ありがとうございます! 
    息子に見せたら「めちゃわかるっ!」と喜んでました。
    統計は年度によっていろいろ変わるのかなと思い調べたのですが、中京は2012年からずっと変わらず1位みたいです。すごいですね。 3位、4位の瀬戸内と関東内陸工業地域は年度によって順位が入れ替わるようです。

  4. yuzupa より:

    あげどうふ様

    お子様に合っていたようで本当に良かったです!
    また、コメントありがとうございます。
    社会科の悩みの1つが日々統計データが変化している事ですね…。
    情報を教えていただきありがとうございますmm

    統計に大きな変動があった時には受験対策にも影響があるかと
    思いますので、注意して行きたいと思います!

  5. おれんじ より:

    新5年生の息子が中学受験を予定してます。
    工業地帯のグラフが読めず、検索していたらこのブログに出会えました。
    素晴らしい理論と分かりやすいまとめ方にすっかり魅了されてしまいました。
    息子も早稲アカなので出てくるテキストもしてもなじみがあり、すぐに実践!と
    役に立つことばかりで本当に感激し、そして感謝の気持ちでいっぱいです。
    まだ読み終わってないブログをこれから読むのが楽しみです。

    ちなみに、4地帯4地域のグラフをコピーして切り離し、ゲーム感覚で
    覚えるように仕向けたら、昨日すぐに覚えられました!
    今日はグラフに主要の市の産業と場所を紐づけられれば、と思ってます。

    4年生の時はそれなりにできていたことが、5年カリキュラムになった途端の
    教科ごとの深さ、社会の覚える量にとてもとまどっている息子と母です。
    毎年、学年が上がるたびに戸惑うことと分かってますが本当に今、ツライ時期です。

    が、このように頑張る親子に出会え、私ももう少しがんばろう、という気持ちに
    リセットできました。本当にありがとうございます。

  6. yuzupa より:

    おれんじ様

    コメントを頂きありがとうございます!
    5年生に入ったときは単元が難かしくなり、
    親としても不安だったと記憶しています(>_<) まだ2年近く時間が残っていますので、 焦らず落ち着いて...お互いに頑張りましょう! ブログの記事については、微力ながら お役に立つことができればと思っております。 頂いたコメント、大変励みになります。 ありがとうございました!

  7. ももたん より:

    素晴らしいサイトですね!私も受験勉強をしています。とても役に立ちました。ありがとうございました!頑張ろうと思います!✌️

  8. yuzupa より:

    ももたん様

    当ブログにコメントをいただきありがとうございます!
    受験生の方でしょうか?

    ももたん様の健闘をお祈りいたします!

  9. ももたん より:

    ありがとうございます!小学6年生です。母と一緒にこのサイトを見てます!

  10. yuzupa より:

    ももたん様

    この夏が、がんばりどころですね!
    私の息子もちょうど6年生で、この夏が勝負だとがんばっているところです。

    とても大変な時期ですが、お互いがんばりましょうね!

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