中学受験ブログ:はじめての志望校判定テスト…模試の取り組み方
初めての志望校判定テスト…出題範囲は今までの全範囲!
こんにちは。かるび勉強部屋 ゆずぱ です。
中学受験に挑む小学校5年生男子の父親であります (^_^;) 5年生の夏休みが終わり9月になって 志望校を判定するテスト を受けることになりました。
毎月受けている定例の組み分けテストは、その月に習った単元に範囲を絞って出題されますが、この志望校判定テストの出題範囲は… そう 今までの全範囲です!
…という事は、範囲が限定された普段のテストよりも偏差値がグンッと上がる生徒 と ガクッと下がる生徒に分かれる事が容易に想像できますね(・_・
無論、受験の本番に強いのは全範囲テストの方が成績が良い生徒というわけです。我が息子はどちらに倒れるのだろうか?
目次
志望校をオフィシャルに書くのは初めて
この志望校判定テスト、志望校の記入は親が書いて受験をする子供がテスト当日に試験会場に持っていくというシステムのようです。第1志望から第6志望までの6校まで書けますが、さぁ… どうしよう(~_~;) 塾で開催される保護者説明会を思い出しながら検討を開始。
志望校は自分の偏差値より高めの “チャレンジ校” 、自分の偏差値と同じくらいの “最適校”、そして自分の偏差値より低めの “堅実校” の3つのゾーンで受験する中学校を絞っていく。だったら…この3つのゾーンから2校ずつ合計6校を書くことに決めよう ( ^-^ )
志望校の選び方はこちらの記事を参照してくださいd(^_^o)
合否判定テストの “ドキドキ感”
息子が判定はどんな形で出るのかと私に聞いてきました。説明文によるとA〜Dの4段階で判定が出るらしい…。A判定であれば合格可能性80%です。大昔の話になりますが 自らの大学受験を思い出しました。そう…判定が出ては一喜一憂したアレです (*´-`)
ふと…、自分の大学受験時代の判定模試の結果をファイリングして保存してあった事を思い出し、久々に引っ張り出してみた(ファイリングは自己管理の基本。昔から変わらない普遍的なもの…これらを教えるのも親の役目ですね!詳細は 中学受験 親がすべき事 で)
たぶんこんな感じで出るんだよ… と私の大学時代の模試の判定結果をサンプルとして息子に見せる。すると… 息子自身のテスト結果でもないのに 息子は興味深々! 何に興味があったのか? それは…自分の父親の足跡そのものへの興味 だったのです。
親の足跡を見せると意外な副作用が…
息子から どこの大学にいったのか? どんな勉強をしたのか? パパは中学受験したのか? と…質問のアラシ 。私は小中高と公立で大学だけ私立なので、中学受験の経験など無い。それから、意外な副作用… それは息子が私の言う事を真摯に聞くようになった事。
それもそのはず…、数ある成績表の中で最も良かった物を厳選して見せたのだ ( ̄∀ ̄) ヒョンな事からですが本当に良かったと思います。親である私の話は役に立つものだと息子は判断したのです。この先の信頼関係や受験に向けての連携に大きくプラスになるでしょう。
試験対策は… 今までのテストの総復習
申し込みからテストの本番までは約1ヶ月の期間があります。普段どおりの勉強を続ければ良いのですが、範囲が全てとなると少しの対策はしておいた方が良いだろうと考えました。私と息子が 週末の時間を使って取り組んだのが ”王道の対策方法” です。
1つ目は今まで受けた組み分けテストの間違った所を総復習する事。そして、2つ目は ”間違えた所ノート” を見直す事。これは普段の勉強サイクルで蓄積されたものです。過去に間違えた苦手な部分”だけ”を復習できるので 時間の限られたテスト直前に効率的な復習ができます。
テスト前に慌てるのではなく普段から効率性を考えた勉強を続けていると、いろいろとメリットがありますね。ファイリングされた過去のテストには既に苦手な問題にシールが貼られています。”間違えた所ノート”は その名の通りです。詳しくは 偏差値を上げるノートのまとめ方 をご参照ください。
結果は…普段よりも偏差値がやや上昇!
さて、テストが終わって約1週間。テスト結果が届きました。結果は… 範囲が限定された普段のテストよりも少しだけ良い偏差値でした。素直に喜んで良いのか? 塾の先生曰く、範囲が広くなった途端に偏差値が急に落ちる生徒が少なくないそうです。
息子の場合、普段の学習が一夜漬け的にはなっておらず、それなりに(少なくとも他の受験生よりはよく)定着しているいう結果なのでしょう。もっともっと偏差値を上げるためには、テスト直前に過去の単元の記憶を呼び戻す必要があると感じました。
判定結果には、志望校以外の学校も!
少し驚いたのが、判定結果のシートには あなたの偏差値だと、こんな中学校もありますよ〜って推薦する欄がある事。5年生の志望校を選定する時期にはとてもありがたいですね! だいたいあと偏差値を10上げれば合格率80%を超える学校を推薦してくれます。
そして メインの志望校判定結果は…
A判定が2校…これは堅実校。B判定とC判定が1校ずつ…これが最適校。C判定とD判定が1校ずつ…これがチャレンジ校。チャレンジ校のひとつがD判定ではなくC判定だったので今回の結果は良しとしましょう! 今の時点では学校の実名は伏せさせて頂きます(^人^)
偏差値については、正しく理解していない方も多数いらっしゃるようです。偏差値の正しい理解については 偏差値40の正しい理解を をご参照下さい。