中学受験:過去問はどちらを買う? 声の教育社 vs 東京学参

あれっ…過去問集って2種類売ってる? 過去問だからといって全く同じでは無い!

こんにちは。かるび勉強部屋 ゆずぱ です。

大学受験の過去問と言えば…”赤本”が有名ですね。これは教学社という出版社が販売してるものです。中学受験はどうでしょうか?中学受験の過去問は… ”声の教育社”と”東京学参”から出版されています…つまり2種類があります

過去問なんだからどうせ同じでしょ?
いいえ…けっこう”違い”があります!

我が家では両社の過去問を買ってみた上で、最終的に”声の教育社”を選びましたd(^_^o) なぜ、こちらを選んだのでしょうか? それぞれちょっとした特徴があります。後ほど細かく説明したいと思いますがザックリ言うと以下となります。

2社の違いをざっくり言うと…

”声の教育社” は 詳しい解説
”東京学参” は 難易度の分類

注:あくまで個人の見解 です(^_^;) それでは詳細説明に移りましょう!

過去問への取り組み方や取り組む時期については以下の記事をご参照ください。
参考リンク:過去問はいつから?過去問対策3つの原則

 

どちらが良い? “声の教育社”と”東京学参”

過去問そのものや値段に大差は無い…

当然ですが、過去問題集なので掲載されている問題内容には差はありません。というか…算数なんかは、まるっきり同じです(^_^;) 掲載の年数も3年〜5年と大差はありません。そして値段もほぼ一緒です。定価は一冊1,900円から2,400円程度 ですね_φ(・_・

※ 算数や理科は全く同じですが国語や社会では稀に著作権関連でカットされているものがあり、2社の内容が変わりますのでご注意を!

じゃあ何が違うのか?

繰り返しになりますが、ざっくりいうと以下のようになります。違いについて説明します d(^_^o)

”声の教育社” は 詳しい解説
”東京学参” は 難易度の分類

難易度の分類か。詳しい解説か。

東京学参の”難易度の分類”とは?

受験生にとって価値のある情報があるのが特徴です… 問題それぞれに難易度が書かれています。”基本”や”重要”や”やや難”といった感じです。”基本”と”重要”は確実に。そして”やや難”は合否を分けた問題だと言えるでしょうd(^_^o)

問題の分類情報は過去問の復習をする時にとても有用 ですね!

声の教育社の”詳しい解説”とは?

声の教育社はというと…東京学参のような付加情報は無く、特徴は東京学参よりも解答の解説が詳しめです。特徴はこの一点です。各所で言われている事ですが、実際に私の息子も声の教育社の方が分かりやすい といいます。どれくらい違うのか?

百聞は一見にしかず…実例をご覧くださいd(^_^o)

これは算数の例ですが、社会や理科も同様に声の教育社の解説の方が丁寧な解説である傾向がありますね。声の教育社の過去問集は この解説の詳しさが特徴 となりますd(^_^o)

 

参考:両社ともにある情報

こちらの記事 でも紹介したとおり、入試結果に基づく合格者平均点や受験者平均点などの情報 が巻頭に掲載されています。これは過去問対策をする上で必須の情報。とても有用な情報ですねd(^_^o)

また学校紹介が載っています。学校の教育方針や大学の進路実績など… まぁ これはいいでしょう(^_^;) そして、入試の出題傾向の分析がのっています…”この単元は毎年出てるぞ”とか”この単元は出題率が高いぞ”とか ですね。そしてどの年度に何が出たかの表まで付いています。

我が家は”声の教育社”…7冊購入!

検討を重ねた結果、我が家では”声の教育社”の過去問題集を購入することに決めました。理由はとてもシンプルです。過去問対策もやっぱりキーとなるのが”間違い直し” です。その”間違い直し”にダイレクトに効いてくるのが丁寧な解説だからですd(^_^o)

 




他にも過去問の入手方法が!

過去問の入手ルートは ”主に3つ”

過去問題集は一冊2,400円から3,000円程度します。たくさん買うとなると決して安い買い物では無いですよね…(-_-;) でもお金を掛けずに過去問を入手する方法がいくつかありますのでご紹介します。1つは四谷大塚のウェブサービスの利用、もう1つは中学校の学校説明会での入手 です。

中学校の学校説明会などに参加すると稀に学校独自で安く販売している場合があります。 それらを活用するのも良いでしょう。ちなみに…学習塾に在籍していても学習塾にある過去問題集のコピーはできません…念のため(^_^;)

四谷大塚サービスは補助的に使える

会員登録さえすれば、無料で過去問題が閲覧できて印刷までできるのが、四谷大塚の”過去問データベース”サービスです。無料で300校以上の過去問が入手できるので神様のような有難いサービス ですね。しかも解答も準備されていたりします∑(゚Д゚)

四谷大塚 過去問データベース

じゃあ…過去問題集いらないのでは?!

残念ながらこのサービスは大いに役立ちますが、いくつかの制限事項があり、過去問対策の本線としてはオススメしません。四谷大塚のサービスはあくまで補助的に使うことをオススメいたします。例えば、候補校選びの材料や、他の学校の偵察の為などですね!

過去問データベースの制限事項
1. 全ての問題があるわけでは無い(1回目の入試問題しか無かったり…)
2. 解答はあるが解説は無い

過去問の入手も ”使い分け”!

過去問の入手方法は複数ありますが使い分けが重要です。候補校選びの段階では四谷大塚の無料サービスを最大限活用 すべきでしょう。一方、10月以降の 受験に向けた過去問対策では解説がしっかりした過去問集を購入 して取り組むのが良いですねd(^_^o)

 




まとめ

中学受験における過去問題集は2社から出版されています。同じようで内容は結構違いますので気をつけましょう!一長一短あるのでお子様の状況に応じて選ぶのが良いと思いますが、私は”声の教育社”をオススメします

理由は解説が詳しいから!間違ったところを復習する際に子供自ら解決できる確率が増えるからですd(^_^o)

過去問への取り組み方や取り組む時期については以下の記事をご参照ください。
参考リンク:過去問はいつから?過去問対策3つの原則

 

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