中学受験:勉強の効率を劇的に改善する3つのクセ

勉強しても勉強しても記憶に残らず苦労された経験はありませんか? 騙されたと思って…いちどお試しください!

受験生にとって誰しも経験すること。テスト中に思い出せそうで思い出せない。1度やったはずなのに忘れてしまっている。テキストを読んでも集中できず頭に残らない…。

学生の頃に漢字や年号を手が痛くなるまでノートに繰り返し書いて暗記した経験をお持ちの方も多いのでは思います… この勉強法って効果はどうなのでしょうか?どう考えても非効率的な古典的な勉強法ですよね (-_-;) 

もしお子様がそのような勉強をしているようであれば改善した方がよいかもしれません。計算や漢字のようにスポーツがごとく体で覚える勉強もありますが 近年の入試は論理的思考力も問われます(^_^;)

教科書やテキストを読む時も、暗記をする時も、テスト直しの時も… たった3つのクセをつけると 将来に渡ってとてつもないメリット をもたらします! 一見、当たり前のことですが忘れがちな3つのクセですd(^_^o)

それではさっそくご紹介しましょう!

 

 

勉強で意識する”3つのクセ”

まずは3つのクセの全体像をご覧ください。魔法のような方法でありません…(^_^;) ただ、結果的に劇的な効率性を実現します。お子様と一緒に勉強している時にひとこえ質問を投げかけるだけ でも大きな効果があります。

クセ① 何が原因?… 因果関係

まずひとつ目は、どんな勉強でも必ず因果関係を考えるクセをつけること。大人にとっては当たり前かもしれませんが、小学生の子供は全く意識していないことも多い ようです。うちの息子がそうでした(-_-;)

この因果関係は何段階でも…なぜ?なぜ?なぜ?…と理由をさかのぼることができます。親が一緒に勉強をしているのであれば子供にひとこと “なんでだろう?” と声かけするだけでも絶大な効果 があります。

一見、しょうも無いことでも “なぜ?” という意識を持つと勉強したことの定着度はバツグンに上がります。世の中のできごと、世の中の事象、モノの名前、歴史の年号、漢字の成り立ち、全てに理由があります 。

なぜ ザビエルはあんな髪型なのか?
なぜ 円周の公式は直径x3.14なのか?
なぜ 10月のことを神無月というのか?
なぜ 水は100度で沸騰するのか?

 

クセ② 何を思い出す?… 連想関係

次は常に何かを連想するクセをつけるということです。著名な学習指導の先生方も “知識のリンク” を作り上げることが 論理的思考のみならず頭の良い子を育てる と断言しちゃっているほどです _φ(・_・

たとえば “地租改正” という言葉からはどんな事が連想される でしょうか? “明治維新” はもちろんですが 同じ土地制度である”公地公民”や”太閤検地”…税金を扱う省庁である “国税庁” や “財務省” …他に何が連想できますか?

ザビエルから 何を思い出す?
円周の公式から 何を思い出す?
10月と神無月から 何を思い出す?
水の沸騰温度から 何を思い出す?

 

クセ③ 何に属する?…階層関係

最後は階層関係を意識するというクセです。住んでいる地域で階層を考えてみます。太郎君は日本人というグループに属し、日本人はアジア人に属し、アジア人は地球人に属しています。日本人と同じ階層には中国人などが属していますね。

このクセをつけると…物事を全体からとらえることができるので驚くほど理解が深まります(@_@)

例えば ”六波羅探題” は何に属していますでしょうか? “六波羅探題” は ”鎌倉時代の役職” というグループに属しています。そして、同じ階層には “守護” や ”地頭” なんかが属しますd(^_^o) モヤっとした言葉も何となくイメージできます。

ザビエルは 何に属する?他に何が?
円周の公式は 何に属する?他に何が?
神無月は 何に属する?他に何が?
水の沸騰温度は 何に属する?他に何が?

 

 




整理するためのツール

勉強をする上で重要となる3つのクセですが、それらを考えるための便利なツールがあります d(^_^o) 因果関係には”フロー図”、連想関係には”マインドマップ”、階層関係には”ベン図”です_φ(・_・ ご存知の方も多いかと思います。

フロー図で因果関係をまとめる

それでは因果関係をフロー図でまとめた例をご紹介したいと思います。日清戦争が開戦する直前の出来事を学習するシーンです。ダメな頭の中と、因果関係を意識した理想的な頭の中で対比してみましょうd(^_^o)

まずはダメな例です。それぞれの出来事の内容と年号を覚えたとしてもすぐに忘れます… 例えば、入試問題の定番で出来事を年代順に並べる問題が出たら…必死になって記憶を辿ることになるでしょう(-_-;)

では 良いクセで因果関係を考えた場合はどうなるでしょうか?

赤い文字の部分が 因果関係…年号なんかよりずっと大切 です(^_^;)

日清戦争が開戦したのはなぜ? 朝鮮で日本と清が衝突したから… なぜ?日本が朝鮮に出兵したから… なぜ? 天津条約があるにも関わらず清が朝鮮に出兵したから… なぜ? 甲午農民戦争で朝鮮から要請があったから…

このように何段階でも、なぜ?なぜ?…と因果関係をさかのぼることができますd(^_^o)

出来事の並べ替え問題が出たとしても、必死に年号を思い出す必要はありません。出来事が単品ではなく因果関係でつながっているので頭の中にもストーリーとして定着 していることでしょうd(^_^o)

 

マインドマップで連想関係をまとめる

マインドマップは有名なのでご存知の方も多いかと思いますが、連想関係をまとめるには最強のツール です。こんなに便利なものなのに…中学受験で利用している人は少ないかもしれません。我が家ではよく活用していますd(^_^o)

 

広島県というキーワードからいくらでも連想できる知識が広がります。広島県といえば世界遺産が2つもある珍しい県ですね。世界遺産の1つは原爆ドームです。そこから核兵器関連の国際条約の知識にリンクしたりします。

ただでさえ時間がないのに…連想する時間がもったいないような気がしますよね(>_<) ただ、中学入試は連想系問題が大好きなんです… 先生と生徒の会話が出てきて、やたら連想する問題…本当によく見ます(^_^;)

なお、脳科学の視点では、連想能力は小学生のうちはそれほど高くなく30歳くらいから上昇する能力 であることが分かっています。大人よりも連想ができない前提を、考慮した上での対応が必要です_φ(・_・

 

ベン図で階層関係をまとめる

ベン図は算数の集合算で使うので子供達も馴染みがありますよね? ベン図の階層構造は理科の植物や昆虫などのまとめで真価を発揮します。 また、社会でも国語でも算数でも概念を理解するのにはとても役立ちます_φ(・_・

こちらもダメな例と、階層関係を意識した良い例を比較する形で見てみましょうd(^_^o)

まずはダメな例です。理科の昆虫における完全変態や不完全変態に関する知識です。多くの教科書には上記のように、書かれていますが…。この書き方はどう考えても不親切な書き方なんです。本来は以下のようになります。

 

例えば、カブトムシはどこに属するでしょうか?コウチュウに属します。そして同じ階層にはテントウムシがいます。そしてコウチュウは昆虫に属します。昆虫は節足動物に属し、節足動物は動物に属しますd(^_^o)

それでは上のベン図を見てください。オレンジのグループに属する昆虫は全て完全変態で、青色のグループに属する昆虫は全て不完全変態なんです。超シンプルですね(^_^;) 昆虫と同じ階層にエビやクモがいるのも分かります。

理科以外の教科でも、なにごとも階層関係で考えることを意識すると良いですね。それは何に属しているのでしょうか?それと同じ階層には何があるのでしょうか?前述した”六波羅探題”で考えてみましょうd(^_^o)

“六波羅探題”は何に属するでしょうか? ズバリ鎌倉時代の職業(職名)です。では、同じ階層には何があるでしょうか?政所(まんどころ)や守護や地頭ですね。他にも一般の職業として彫刻家や農民なんかがありますねd(^_^o)

モヤっとした言葉である”六波羅探題”…イメージしやすくなりましたね?特にモヤっとした言葉に出くわしたら、このようにすることで学ぶ対象の全体像からの視点で何なのかをしっかりイメージする事ができますd(^_^o)

 

 




将来に渡るメリットはとてつもなく大きい

最後にこれら3つのクセを常に考えることでえられる とてつもない3つのメリット についてお知らせしたいと思います。子供のうちからこの習慣をつけておけば今後の人生にも役立つでしょう。

効果① 結果的に勉強が楽になる

何か新しいことを頭に入れる時に、因果関係を考えたり…連想関係を考えたり…階層関係を考えたり… これって余計時間が掛かって効率が悪いんじゃないの…(-_-;)  はたして、本当にそうでしょうか?

近年アクディブラーニングという言葉が流行っています。授業を聞いたり、テキストを読んだりという受け身の学習より、みんなに発表したり、他者に教えたりする、発信型学習の方が格段に習得率が上がるというものです_φ(・_・

参考リンク:脳科学をフル活用!偏差値を上げる4つの勉強法

今回ご紹介した3つのクセは…普段の勉強を擬似的にアクディブラーニング化していることに他なりませんd(^_^o) クセを続けるとガッツリ頭の中に定着して結果的に勉強が楽に なりますd(^_^o)

 

効果② 強力な受験力がつく!

ひと昔前の受験といえば…いかに多くの知識を持っているか、いかに早く正確に作業できるか?を問われていました。近年の中学入試の問題はどうでしょうか?上位校になればなるほどある傾向がありますよね…

ものごとを論理的に考える力、ものごとを関連づけて考える力、ものごとを対局的にとらえる力… そして、それらをアウトプットする力ですd(^_^o) ところが、これらの力… 簡単に身につく力ではありません(-_-;)

普段の勉強の時から3つのクセをつけて地道に取り組んでいれば強力な受験力につながります。仮に受験直前のお子様であったとしても、取り組むと大きな効果があります。うちの息子は最後の最後まで続けましたd(^_^o)

ただ、あまりに受験の直前過ぎる時期は子供の精神状態はかなりナーバスかと思います。親の思いだけで導入するのだけはやめましょう。そんな時は、食事の時の雑談に取り入れるのも良い かと思いますd(^_^o)

 

効果③ 対話や表現ができる人材に

この3つのクセは、間違いなく大人になっても役立ちます。 今後、大学入試改革も本格化し… 求められる人材も変化し… 時代は変化しています。今の世代だからこそシッカリ取り組むべきことでしょうd(^_^o)

教育家の藤原和博氏も、今後の子供が求められる能力は、情報処理力に加え、表現する力が必要だと言っています。例えば…大学の論文、就職の面接、仕事でのプレゼン。あると圧倒的に有利な力です_φ(・_・

 

 




まとめ

勉強の効率性は人類の永遠のテーマです。その秘訣はズバリ急がば回れですd(^_^o) 何かを学ぶ時に因果関係や連想関係や階層関係を考えることは、いっけん非効率です。が…!

結果的に最も効率的に理解を進め脳への定着度を劇的によくしますd(^_^o)

ぜひお試しください。

 

 




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