中学受験:暗記のコツ③… “短文分解”に”重要語の強調”でモヤモヤが解消!

日本国憲法の前文が覚えられない?! 短文分解して重要語を目立たせろ!

暗記のコツの3回目…これが最後のコツとなります。最後はお子様やみなさんも最も苦手なのでは無いかと思われる暗唱系の暗記です。

日本国憲法の前文などは、学習塾では暗唱するように言われますね。とはいえこんなダラダラとした文章…覚えるのはとても大変ですね(-_-;)

一般的に、抑揚のない単調な文章は覚えにくいです。だったら抑揚をつけて単調じゃなくしてあげれば良いんですd(^_^o) 今回はその方法をご紹介します。


 

 
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暗記といっても3種類ある!

3種類の暗記…暗記のコツも3種類

まず暗記のコツと一言でいっても、覚える対象によってコツがだいぶ異なりますd(^_^o)

分類系 暗記の対象が、理科の昆虫や水溶液の種類、地理の地名や歴史の人名などの場合です。コツは自分で分類する事! そして最後は親子でゲーム形式で定着します!

練習系… 暗記の対象が漢字や年号などの場合です。中学受験では円周率の掛け算も暗記してしまうのが常套手段ですが、円周率の計算も練習系に分類されます。

暗唱系… 暗記の対象が、日本国憲法の前文や、大切な条文などの場合です。発表のセリフなんかもこの類ですね。本記事ではこの暗唱系の暗記のコツについて解説します

暗記のコツ①分類系 の解説は こちら
暗記のコツ②練習系 の解説は こちら

 

脳が一度に処理できる量には限度が

会話の中で一度に3つも4つも質問をされて、質問を聞いているうちに、1つ目の質問を忘れてしまい、聞き返した経験はありませんか?これは 脳が一度に処理できる量には限度があるから ですd(^_^o)

一度に記憶できる物事の数は7つ程度 だと言われています。アメリカの心理学者ジョージミラー氏の論文に書かれている内容です。ちょっと実例を示しましょう。

以下の2つの箇条書きをご覧ください。両方とお同じようなテーマの箇条書きですが、左側の箇条書きは10項目あり、右側の箇条書きは5項目しかありません ね d(^_^o)

多くの人は7つを超えてくる左側の箇条書きはスーッと頭に入ってこない のではないでしょうか?

もし10個も20個もある箇条書きを暗記せよと言われたらどうしますか? 答えは簡単です。数が多くならないように適当に分割してしまえば良い のですd(^_^o)

 

章立てがあると理解しやすい

章立ての無い文章と、章立てされた文章では、圧倒的に後者の方が分かりやすい し、読みやすいですよねd(^_^o) またダラダラ書かれた文章よりも、内容ごとに分割されている方が、これまた分かりやすいですね!

以下はラーメンの作り方を章立てのないダラダラとした文章で表したものと、それを論理的に章立てしたものです。両方とも全く同じ情報量ですが… どちらが暗記しやすいですか?

では、章立てが無い文章を覚えなさいと言われたらどうしますか? 答えはシンプルです。文章を小分けにして無理矢理でも章立てを作ってしまえば良いのですd(^_^o) 

 


暗記のコツ “重要語の強調” とは

短文に分解してキーワードを設定

脳が一度に記憶できる物事は7つ程度でした。文章においても同じです。ダラダラした長い文章は覚えにくいですよね?!だったら… 7文節以下の短い文章に分割してしまいましょう! 一気に覚えやすくなります d(^_^o)

以下は有名な”走れメロス”の冒頭のくだりです。これを暗記せよと言われたらどうしますか?

上記の抑揚のないダラダラとした文章だと…ちょっと暗記しにくいですよねd(^_^o) まずは ダラダラと長い文章を7単語以下の短い文章に分割してみましょう。

そして、まるで章立てを作るように各文章に番号をつけてみます。ストーリや意味のカタマリに注意して章立てをつくるのがポイントですd(^_^o)

最後は、その文章で最も大切だと思われる単語を1つの文章につき1つだけマークします_φ(・_・ この単語は、その文章のいわばタイトルのようなものです。これで準備は完了です。

あとは、この文章をひたすら音読するだけですd(^_^o)

 

覚えやすさ” が天と地ほど違う!

短文分解して重要語を強調した文章と、原文を比べてみましょう。パッと見た分かりやすさが天と地ほど違うのが分かるかと思います。そして暗記も…文章ごとに小分けにしてできるので、モヤモヤ感が解消しますねd(^_^o)

音読しまくると頭の中はこうなる

短文に分解され重要語を目立たせた文章をひたすら音読すると、頭の中はこんな感じになりますd(^_^o)

このイメージこそが暗記の骨組みになります! 暗記すべき文章がストーリに乗った論理的なカタマリになります。そして文章ごとに顔となるキーワードが記憶を呼び戻します。

 

1)ストーリに乗った論理的なカタマリ

“走れメロス”の例では以下のようなカタマリとして覚えることができます。

①章 メロスが激怒した場面
②章 メロスの簡単な紹介
③章 メロスの旅立ちの場面

暗記すべき無数の文章がダラダラとあるよりも、ストーリで分割されていると…驚くほど覚えやすくなります。章立ては意味のカタマリで分けるようにするとより効果的ですd(^_^o)

 

2)キーワードが記憶を呼びもどす

文章を丸々覚えるのではなく、最初は重要語のみを覚えれば良いです。そうするとその重要語がキーワードとなって、まわりの文章を記憶から呼び戻してくれますd(^_^o)

走れメロスの例でいうと…“政治” というキーワードから “メロスには政治はわからぬ” が連想される んです。”村の牧人”からは”メロスは村の牧人である” が連想できるようになります。

 

具体例:日本国憲法 前文

具体的な事例をご紹介します。中学受検で暗唱しましょうとよく言われる 王道中の王道は日本国憲法前文 ですね。憲法前文を先ほどの手順にしたがって覚えやすく変形してみたいと思いますd(^_^o)

 

手順のオサライです…。①まず短文分解して ②次に章立てをして ③最後は重要語のマーク ですねd(^_^o) 簡単な手順なので小学生でもできます。

これを重要語や章立て(つまり文章のカタマリ)を 意識しながら音読をしまくる んです。原文をそのまま暗記しようとするよりもずっと効率的にで論理的な暗記が可能になりますd(^_^o)

 

まとめ

今回は日本国憲法 前文に代表される 暗記の中でも最もクセモノ…暗唱系のコツについてご紹介しました。紹介した内容は私自身の経験と、子供と中学受験に取り組む上での気づきからのものですd(^_^o)

最後に具体的なやり方をオサライをしたいと思います。ダラダラとした長い文章を暗記しなくてはならない場面では以下の手順でまずは文章を徹底的に暗記しやすくしましょう!

覚えやすくする3つの手順
 手順① 7文節以下の短文分解

 手順② 意味のカタマリで章立て
 手順③ 1つだけ重要語を選ぶ

このたった3つの手順を行うだけで、大変だった暗記もだいぶ楽にすることができます。そして最後はひたすら音読です。意味のカタマリや重要語に気をつけながら音読をしまくりましょうd(^_^o)

暗記のコツ①分類系 の解説は こちら
暗記のコツ②練習系 の解説は こちら

 

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中学受験:暗記のコツ③… “短文分解”に”重要語の強調”でモヤモヤが解消!” に対して1件のコメントがあります。

  1. えむ より:

    はじめまして。
    地方で中学受験を目指す小4男子の母です。
    2月から塾に通い始めたのですが、宿題をこなすだけでいっぱいいっぱい、答え丸写し状態で内容全く理解出来ないまま半年経ち、今後どうすれば良いか思案していたところ、こちらのブログに辿り着きました。
    参考になることばかりで一筋の光が射したような感覚にとらわれています^ ^
    真似させていただこうと思える内容も色々ありましたので、さっそく実行に移したいです!
    うちは特に算数がついていけず、塾から夏休みに個別指導の併用することを勧められ、明日その件についての懇談なんです^^;
    息子さん無事合格されたのですね。おめでとうございます。
    記事を参考にさせていただきながら、うちも頑張りたいです。
    今後もブログの更新楽しみにしています^ ^

  2. yuzupa より:

    えむ様

    コメントを頂きありがとうございます!
    少しでもお役に立てるようであれば、
    嬉しく思いますo(^-^)o

    うちの息子は算数の偏差値が
    しばらく低迷していましたが、
    個別指導の導入で大きな転換を迎えました。

    四年生であれば、
    焦る必要は無く、多くの施策を試すことが
    出来ますので、お子様に合った対策を
    見つけ出して下さい!

    実は娘が小四で中学受験に挑んでいますので
    同じ年度での入試本番かと思います。

    息子の経験から、親にとってはとても
    悩みが多く長く感じる3年間になるかと
    思いますが、良い方向に進むことを
    陰ながらお祈りしております!

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