中学受験:子供の”受験やめたい発言”…お金の話が本気で考えるキッカケに

子供の”受験をやめたい”発言…どうすれば良いか困っていませんか? 子供に本気で考えてもらうには?

受験生の息子が “中学受験をやめたい” と最後に発言したのは、もういつだったか忘れてしまいました… それくらい何度もこの発言をしています(-_-;)

子供の性格にもよるかと思いますが、私の息子の場合はストレスが掛かると結構な頻度で発言をしました…。それにしてもこの発言は困りますよね (@_@)

ただ子供の言い分を聞いてみると やっぱり小学生… 感情的な発言である事がほとんど。本気で考えてもらうために3つの対策 で悩みは解決できる可能性がありますのでご紹介しますd(^_^o)

対策①:王道の”目標コミットメント”
対策②:お金の話をすると意外と本気で考える
対策③:細かな宣言効果で発言は減る

 

子供の”受験やめたい発言”の正体とは?

むしろ受験に近づくにつれて発言が増える?

対策をご紹介する前に…。そもそも子供がなぜ “受験をやめたい” 発言をするかを考えてみます。そのヒントの1つは… 受験が近づくにつれ発言頻度が増える事 です∑(゚Д゚)

え…、 今まで頑張ってきたのに!?

私の息子の事例ではありますが… 6年生になって受験本番が近づくにつれて発言が多くなった傾向がありました。信じがたいかもしれませんが受験本番の年の夏にも (@_@)

なぜ ”受験やめたい発言” をするのか?

受験本番が近づくにつれて起こる変化は何でしょう? 宿題や過去問対策が多くて終わらない… 合格判定模試で思うように偏差値が出ない… 受験に近づくにつれて誰しもが訪れる状況です。

“受験やめたい”発言の根本は勉強のイライラ

単なる感情的な発言の場合が多い

つまるところ “受験やめたい”発言は、深く深く考えて “受験をやめる” という結論に至ったわけでは無く感情的に発言している ことが多いようです (@_@)

本当に”受験をやめたい”わけではない…

 




“受験やめたい発言”への3つの対策

対策①:王道の”目標コミットメント”

発言の根本が勉強のイライラ… 結局は過酷な受験勉強をどうやって頑張ってもらうかという事。言うまでもありませんが 改めて目標の中学校を子供と話すことです。

あらめて目標の中学校のパンレットを眺める… 中学校生活のビジョンを子供と語る… でもこれはごく普通の対策…次にご紹介する対策が結構効きます d(^_^o)

対策②:賛否両論あるが…お金の話で真剣に考える

これは賛否両論あるのは承知の上で… “受験をやめたい”と発言したある時、通塾や模試などに掛かっているお金の話をした事があります。概要は以下のような事です。

受験をやめるのは受験生本人の自由。親は強制をするつもりは無い。でも通塾などに莫大なお金が掛かっている。受験をやめるのにお金を払い続けるのはもったいないので受験をやめるなら早く(すぐにでも)決断して欲しい

これが意外と効きましたd(^_^o)

受験を続ける事について少しではありますが真剣に考えている表情を見せてくれました。受験を続けるも断念するも本人の意思で軽々しく発言してはいけないとようやく気付いたのでしょう。

参考リンク:いくらかかる?我が家の”2年半の総費用”を公開!

 

対策③:日々の会話で “宣言効果” を活用する

“宣言効果”という心理学用語をご存知でしょうか? 達成したい目標を自ら宣言すると目標達成の成功率が上がる というものです。人は誰しもウソをつきたくないという深層心理からこのような事が起こるそうです。

具体的な例を…。遅刻の常習犯に”遅刻をするな”と何度いっても改善しなかった。ところが “明日は何時に来る?”と質問し、本人の口から “8時に来ます” と言わせるだけで遅刻グセがすぐに治った。とか…。

中学受験も“宣言効果”をうまく使えば心理的に大きく改善 します。

宿題の量が多すぎて…”受験をやめたい”と発言する子供へも、“宿題はいつまでに終わらせる?”と質問し”土曜日の午前中にやる” と子供に宣言させれば… “受験をやめたい”なんて言葉は出てこない でしょうd(^_^o)

“受験をやめたい”発言は、感情的ものがほとんどです。そうであれば… 日々の会話の中で宣言効果を意識するだけで “受験やめたい”発言は減らすことができますd(^_^o)

参考リンク:勉強のやる気が出ない時に試す4つの対策

 




まとめ

人生経験の浅い小学生にとっての中学受験… 時には投げ出したくなって弱気の発言をすることもある でしょう(@_@) 特に “受験をやめたい” 発言は今までの努力が無駄になってしまう重大なもの。

ところが…”受験やめたい”発言の多くは 深く考えた上での発言ではなく感情的に発した言葉です。弱音を吐いた本人も 考え方や気持ちの持ちようで楽になる ことでしょうd(^_^o)

今回は “やめたい発言” を連発する息子へ実施した3つの対策 をご紹介しました。

対策①:王道の”目標コミットメント”
対策②:お金の話をすると意外と本気で考える
対策③:細かな宣言効果で発言は減る

 

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