中学受験:ヒートアイランド現象とは?原因と対策をわかりやすく解説

ヒートアイランド現象と地球温暖化の区別をすることができますか?原因と対策をおさえろ!

ヒートアイランド現象という気象現象が中学入試で出題されています。しかも…他の気象現象と並べられて細かい原因や対策まで聞かれることが最近の入試トレンドのようです(>_<)

理科でも社会でも出題されます(・_・;

小学生でも分かりやすい解説が少なく説明するのも一苦労です(-_-;) また大人でも複数ある原因にはどんなものがある?と聞かれても正しく答えるのが難しいですよね? 図を使って可能な限り分かりやすく解説いたしますd(^_^o)

 

 
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ヒートアイランド現象とは?

田舎より都会の方が暑くなる現象

ヒートアイランド現象とは、シンプルに表現すると、田舎よりも都会の方が気温が高くなるという現象ですd(^_^o) 上の図は気象庁による関東の平均気温シミュレーションです。都会の東京は周囲より気温が高いことがわかります。

この気温の高い地域がまるで島の等高線みたいに見えませんか? 見えなくもないですよね? なので、ヒート(熱い)アイランド(島)現象と名付けられたようです。  当然ですが、東京以外の都会…大阪や名古屋でも発生しますd(^_^o)

 

入試では他の用語と一緒に出題

このヒートアイランド現象… 中学受験の入試問題では、正誤問題で出題されることがかなり多いです。正誤問題とは…いくつかの文章があり、その中から間違っているものを選ぶという 王道中の王道の出題形式ですd(^_^o)

一緒に出題されるのは他の気象現象です。理解できているかを試すので当然ですね。代表的な気象現象は以下の4つです。特にフェーン現象は気温を上げるという点でヒートアイランド現象と似ているので注意が必要です_φ(・_・

 

そして…気象現象以外には 環境問題の用語といっしょに出されることも非常に多いです∑(゚Д゚) 地球温暖化なんかはヒートアイランド現象とは全く違う現象なんですが、混同を試すためにいっしょに出されるのです(-_-;)

 

地球温暖化との違いに注意

補足として、ヒートアイランド現象と地球温暖化の違いについてまとめておきます。まず暖かくなる範囲の規模が違います。ヒートアイランドは都市レベル。東京からお隣の千葉県に行けば1度〜2度は涼しいですd(^_^o)

一方、地球温暖化で暑くなる範囲は”地球規模”です∑(゚Д゚) 地球全体の平均気温が上昇する環境問題なんです。東京も千葉も沖縄も北海道も…どこに行っても昔よりも平均気温が高くなってきているというのが地球温暖化です。

発生する仕組みも全く異なります。ヒートアイランド現象はコンクリートやアスファルトなど都会の特徴が原因になります。地球温暖化は都会とは関係なく、二酸化炭素などの温室効果ガスが増加していることが原因ですd(^_^o)

今回はヒートアイランド現象の原因について詳しくご紹介したいと思います!

 

3つの原因と4つの対策をおさえろ!

原因は大きく3つ、対策は4つあります。まずはその全体像をご覧くださいd(^_^o)

ヒートアイランド現象の原因…ひと言で言うとズバリ都市化(都会化)です。都会の特徴と言えば何でしょう? ビルや道路が多く、建物で風が通りにくく、やたら人が多いですよね?まさにこれらがヒートアイランド現象の原因です。

そして国土交通省のサイトに公開されている”ヒートアイランド対策大綱”に書かれている対策を簡単な言葉でまとめると、上の図の4つになります。では、具体的に分かりやすく解説してまいりたいと思いますo(^-^)o

 

3つの “原因” を分かりやすく

① 都会は緑が少なくビルが多い

まず都会はビルや道路が多く、緑や土の地面が少ないです。図の左側…都会ではビルや道路に太陽の光が当たると熱をたくわえて街をガンガン温めます∑(゚Д゚) ビルはコンクリート、道路はアスファルトで作られているためです。

一方、図の右側…田舎ではコンクリートは少なく、木や土があります。木や土はコンクリートと比べ水分を多く含んでいます。そこに太陽の光が当たったとしても、水分が蒸発して熱を奪うため そんなに気温が上がらない んです。

ヒートアイランド現象のイチバンの原因はコレです。都会はビルや道路だらけな上、木や土が少ないので、やたら気温が高いのです(-_-;)

 

② 都会は “風の通り道” が少ない

もうひとつの大きな原因は、都会は風の通り道が少ないという点です。図の左側…都会はビルがビッシリと建てられているので風が吹いても素直に通り抜けにくい状態 になっています。これじゃ熱がこもりますよね(-_-;)

一方、図の右側…田舎では建物が少なく風は進路を変えることなく吹き抜けていきます。都会とは違い、熱はどこかにこもることなく風と共に去っていきますd(^_^o) こうして都会の方が気温が高くなるのです。

 

③ 都会では人が大量に熱を出す

最後は人間が活動することによる熱です。図の左側…都会では人がやたら多いですよね。人が活動すると…とにかく熱を出す!エアコンを使う、自動車に乗る、工場で何かを作る…。何をやっても熱がでまくります∑(゚Д゚)

一方、図の右側…田舎では人が少ない!当然ですが人間の活動による熱も少なくなります。巨大なビルはないので、エアコンの熱もせいぜい民家から出るくらい。車の量も都会に比べたら圧倒的に少ないですよね。

3つの原因を分かりやすく解説しました。次は4つ対策にうつりたいと思います。

 

4つの “対策” を分かりやすく

① シンプルに緑を増やす

ヒートアイランド現象の最大の原因はコンクリートなどの熱を蓄える人工的な素材でした。だったらコンクリートを隠してしまえば良い!とてもシンプルな対策です。でも何を使って隠せばよいでしょうか?

もちろん植物や土です!木や葉や土は太陽が当たっても水分を蒸発させて温度が上がりにくい…こんな合理的な対策はありません(^_-) 写真のようにビルの屋上に土をのせて植物を植えたり、壁を植物で覆ったりします。

 

② 省エネを推進する

ヒートアイランド現象の大きな原因のもうひとつは人間の活動でした。どう対策すればよいでしょうか?さすがに人間の活動を止めるわけにはいかない… そうであれば 活動しても熱がでないようにするのが省エネの推進 です。

省エネとは、省エネルギーの略。専門家にはちょっと怒られるかもしれませんが、エネルギーをあまり使わなければ熱も出ない!というわけです。メジャーどころは電気自動車…ガソリン車に比べて出る熱は少ない そうです。

 

③ 街を変える

次は街そのものを変えるという大胆な対策です。東京や大阪などの大都会でも色々なところに緑があると思いませんか? ちょっとした空きスペースが小さな緑地になっていたり、無機質だった道路に街路樹が整備されていたり…

都市公園や街路樹が整備されると、コンクリートやアスファルトが隠されるという効果がありますし、公園があれば風の通り道も確保できます。街を変えるという対策は2つの原因を一気に潰すのでとても効果がある ようです。

 

④ 生活を変える

最後はちょっと異色ですが、我々の生活習慣を変えるというアプローチ。例えば、自動車を使うのをやめて、自転車や電車などの利用促進です。とにかく自動車は熱を出すので都会ではできるだけ使わないようにする というもの。

また個人的には対策になってない!と思うのですが、クールビズの推進です。夏は暑いのでスーツなんか着ないで薄着で暑さを緩和しましょう というもの。また市民に”打ち水”を推奨するなんていうのもあります。

打ち水とは、ホースやひしゃくで地面に水をまくという江戸時代からある日本の習慣です。水をまいて、太陽の光が当たった時に水が蒸発して熱を奪うのを狙っています。昔から暑さ対策として打ち水が行われていた ようです。

 

まとめ

ヒートアイランド現象について可能な限り分かりやすくまとめてみました。中学受験では他の環境問題や気象現象と共に正誤問題として出題されます。3つの原因と4つの対策をいっしょにおさえれば完璧 ですd(^_^o)

3つの原因
 1)ビルや道路が多い
 2)熱の逃げ道が無い
 3)人の活動が熱を出す

4つの対策
 1)緑を増やす

2)省エネを推進する
3)街を変える
4)生活を変える

最後にヒートアイランド現象と似ているフェーン現象や地球温暖化と混同しないよう注意しましょうd(^_^o) 発生する仕組みや影響範囲などを区別できるように。本記事で1つ1つ学習すれば理解できるでしょう。

 

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