中学受験:なぜ子供にイライラしてしまうのか?受験生親のアンガーマネジメント

実は…たった “5つの知識” を知っているだけで気持ちは大きく変わる

こんにちは。かるび勉強部屋 ゆずぱ です。

中学受験生の子供がナメた態度をとってキレてしまう。親は まず子供を考え、莫大な費用をかけ、家族総出で協力し、それなのに適当な取り組み姿勢… キレたくなるシーンがどうしてもありますよね… 少なくとも私はあります (^_^;)


でも子供は”無意識”かもしれません

世の中には ”アンガーマネジメント” という便利そうなモノがあり、ちょっと調べれば色々な情報が出てきます。が… 中学受験においてはちょっと特殊な事情 がありそうです。

中学受験という特殊なシーンにおいて考察してみましたd(^_^o)

 

知っておくべき中学受験の5つの知識

まずは アンガーマネジメントに役立つ中学受験で特有の5つの知識 を。コレを知っていると知っていないとでは、だいぶ気持ちの持ちようが変わってきます ∑(゚Д゚)

① 小学生の集中力は極端に短い!

テストの復習をしている時に集中力が持たない… 塾のリモート授業中にボーっとしている… (-_-;)

小学生の集中力って
極端に短いことをご存知でしょうか?

小学生の集中力が持続する時間。低学年だと15分、高学年でも30分だそうです。えっ…そんなに短いの? といった感じではないでしょうか?

そう考えると…勉強をはじめて30分ほどで、姿勢を変えてみたり、ソワソワするのも納得できるはずです。

小学生は30分しか集中できないのですからd(^_^o)

 

② すぐ忘れるのは脳のつくり

昨日やったじゃない!もう忘れたの? うちの子はなんでこんなにも記憶力が弱いのか…(-_-;)

エビングハウスの忘却曲線をご存知でしょうか?

人間の脳のつくりでは新しく学んだことを 2時間後には5割以上、1日後には7割以上わすれているのが普通 です∑(゚Д゚)

これを知っていると知っていないのでは大違い。大人にとっては当たり前のことでも子供にとっては初めてのこと。

当然… 2時間後には半分わすれます d(^_^o)

 

③ 母集団はとんでもなくハイレベル

偏差値30…偏差値40…平均どころか下位集団ではないか…しかもなかなか伸びないし (-_-;)

中学受験の偏差値…
偏差値40でも一般的にはトップレベルです

こちらの記事 でも詳しく説明していますが、中学受験の偏差値は高校や大学のソレとは異質 なものです_φ(・_・

まず、お子様の偏差値が40だったとしても、それは全国ではトップレベルと考えた方が良いでしょう∑(゚Д゚)

偏差値を単純化するにしても乱暴すぎると怒られることがあるのですが、実際に四谷大塚の偏差値40の子供… 学校ではトップクラスである事例がたくさん ありますd(^_^o) 

その事実を知れば… 一般的には低い偏差値も冷静に見えるでしょう。

 

④ 子供の優先順位…大人とは全然違う

計算式をすっ飛ばして計算ミス… 字が汚くて漢字がバツに… 部屋が汚くてプリントが行方不明…なぜ 親の助言を聞かない(-_-;) 

子供の優先順位はもしかすると…
勉強を早く終わらせることにあるかも

子供が親の助言を聞かないとき、多くの原因は 子供の頭のなかの優先順位が親と違う ことにあるかもしれません。

計算式を書くよりも、字を綺麗に書くよりも、部屋を片付けるよりも優先順位が高いモノ… 勉強を一刻でも早く終わらせること。

子供が親の助言に聞く耳をもたないと考えると、イラッとしますが… そもそも優先順位が違う んです_φ(・_・

子供が自ら優先順位をつけて取捨選択を判断している。自立している証拠と思うと親としての感情も変わります。

 

⑤ 親と子では受験に対する価値観も違う

この子は何のために中学受験をしているのか…? 行動のモチベーションの元が何なのか分からない(-_-;)

親と子では受験することの意義が
けっこう違うようです∑(゚Д゚)

ベネッセ教育研究所のレポートによると… 受験生本人と受験生親の意識がまったく違うことが明らかになっています(・_・;

例えば… 志望動機
“部活がさかん”であることを挙げる受験生は6割以上。いっぽう ”部活がさかん” であることを挙げる親は皆無…  ∑(゚Д゚)

親の考える受験と子の考える受験の価値観が全く違うという一例 ですね。

小学受験と中学受験では親と子の関係は全く違います。親の価値観はそもそも子供と違うんです(・_・;

そう考えると 親の”こうあるべきだ” は子供にとっては違う。そういうもんなんですd(^_^o)

 

以上、中学受験のシーンにおける親のアンガーマネジメントに役立つ知っておくべき知識を5つご紹介しましたd(^_^o)

 




中学受験生親のアンガーマネジメント

前項でご紹介した中学受験特有の5つの知識。この知識を頭に入れた上で一般的なアンガーマネジメントを導入すれば、ちょっとやそっとじゃイラッとしなくなりますd(^_^o)

まずは一般的な6秒ガマン法

一般的なアンガーマネジメントで代表的なものは、いわゆる”6秒ガマン法” というものですねd(^_^o)

子供の行動や言動に怒りたくなった時は、6秒間グッとこらえるというものです… 脳科学的にも6秒なんだそうです。

 

中学受験の特殊な5つの常識を心得る

そして、中学受験ならではの特殊な5つの知識をしっかり思い出すようにする。これでアンガーマネジメントは完了ですd(^_^o)

・小学生の集中力は極端に短い
・すぐ忘れてしまうのは脳のつくり
・母集団はとんでもなくハイレベル
・子供の優先順位… 大人とは違う
・受験に対する価値観が違う

この5つの知識を冷静に知っているのと知らないのでは… 天と地ほど心の持ち方が変わるかと思いますd(^_^o)

 

最後に… 怒る時は怒れ!

我が家では… 中学受験をするために大金を掛けていること、家族が全力で支援していることを子供に伝えています。

そして、中学受験を するも しないも 子供自身の意思次第だと伝えています。

莫大な費用をかけ、家族が全力で支援する中学受験。それを 無視した態度が続く場合はシッカリと怒るべき ですね d(^_^o)

 




まとめ

中学受験の親… 子供にキレたくなるシーンがあるのはあることでしょう(少なくとも…私は)。

でも、世間にあるアンガーマネジメント。でも中学受験ならではの対策があります。

中学受験特有の5つの知識を知っているだけで心の安定度がだいぶ変わりますd(^_^o)

・小学生の集中力は極端に短い
・すぐ忘れてしまうのは脳のつくり
・母集団はとんでもなくハイレベル
・子供の優先順位… 大人とは違う
・受験に対する価値観が違う

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