中学受験:受験生の父親が作ったオリジナル教材…斬新なその教材の効果的な使い方
中学受験の対策テキストが分かりづらい…考え方や整理の仕方が分からない…
こんにちは。かるび勉強部屋 ゆずぱ です。
中学受験のテキストって…お世辞にも分かりやすいとはいえませんよね。特に大手塾で採用されているテキストは、授業で塾の先生が説明することが前提のテキストになっていたりします…
テキストは分かりづらいし
学習内容の整理が超難しい… (-_-;)
我が家でもテストの後の間違い直しのときは、必要な知識や解法を、かなりの時間を使って試行錯誤してまとめていました。受験が終わってみると最終的にはそのノートが最強の教材であったことに気づきます。
そして…その “努力の結晶=我が子のノート” を
“そのまま教材化” しちゃいました_φ(・_・
今回はそのオリジナル教材の特徴と効果的な使い方をご紹介したいと思いますd(^_^o)
受験生の父親が作った新しい形式の教材
当ブログオリジナル教材とは
当ブログのオリジナル教材はズバリ…
私 ゆずぱが中学受験生の子供に伴走して受験対策をしてきた結果… 膨大に蓄積した”間違い直しノート”をそのまま教材化 したもの。努力と試行錯誤の結晶のような教材ですd(^_^o)
実際には、我が家の息子や娘と6年間にわたってやってきた中学受験のノウハウ(膨大な数の勉強ノート)を趣味としてブログで公開。想定外なことにやたら人気が ∑(゚Д゚)
自分の子供たち用に作っていたものをSNSで公開したところ、お金を出してでも欲しい!という声が800件 も届き、その声に答えるべく素人ながら頑張って商品化しました(^_^;)
オリジナル教材5つの特徴
そんな感じの経緯で出来上がった教材なので、普通の教材とはちょっと違った独特な特徴 があります d(^_^o)
その特徴をまとめると…こんな感じになります。
解説の長い文章や問題演習などは一切なく…解説画像だけを集めて教材にするという…ちょっとぶっ飛んだモノ。そして、子供のノートをそのまま教材化しているので完全オリジナル d(^_^o)
コレが…かなり評判もよく、優れものなんですd(^_^o) それでは5つの特徴についてもうちょっと詳しくご説明したいと思います。
当ブログのオリジナル教材5つの特徴
特徴① 解説画像集という新しいカタチ
この教材の最大の特徴は “解説画像だけ” を集めた教材であるということ。そして全編フルカラーですので、まるで写真集のようなイメージでしょうか…(^_^;)
あるテーマの知識を1枚の図解に…
つまり1枚1枚の画像に魂が込められています
(1) 例えば社会。複雑な三権分立の各機関の役割について「知識をどうやって整理したら良いか?どう考えたらよいか?」に答える内容が1枚の解説画像にまとめられていたりします。
(2) 理科の例であれば、無数にある星座。たいていの子供の頭の中はモヤモヤしています。「グルーピングして、こんな感じで整理すると分かりやすいよ!」を1枚の図解にまとめています。
(3) 算数の場合は、答えにたどりつくまでの手順のようなもの、アプローチ方法をフローズで示したりしています。この例だと場合の数の問題のアプローチの仕方や使える道具をまとめています。
1枚の図解にまとまっているので、頭の中を整理したり、全体像を把握したり、理解度を一気に深めるのに役立ちますd(^_^o)
特徴② 子供の間違い直しノートを教材化
つぎの特徴は、子供が受験勉強で蓄積してきた間違い直しノートをそのまま教材かしているという点です _φ(・_・
上記のように間違い直しノートがそのまま清書されてカラーの綺麗な図解に転写されている感じです。
子供のノートをそのまま教材化することに
いったい何のメリットがあるのでしょうか?
一般的に売られているテキストとの違いは、間違えてしまった反省が生々しく書かれているという点です。上図の例は “漁獲量の遷移グラフ” ですが…ただのグラフではありません。
あえて子供のメモをそのまま残しましたd(^_^o)
沖合漁業を見分けるには1990年代ごろピークになっているものを探せ!とか…20万トンからジリジリ増加傾向にあるのが養殖漁業だ!とか…メモがそのまま書かれているんです(^_^;)
特徴③ 全ての画像に詳細解説へのQRコード
つぎの特徴は、すべての解説画像に詳細解説へ飛べるQRコードがついているという点…これは超便利です ∑(゚Д゚)
前述したとおり解説画像は “魂を込めて作られた渾身の1枚“。その解説画像には、必要最小限の厳選された知識のみがコンパクトに整理されて書かれています_φ(・_・
内容が分からなければ…
右上にあるQRコードで詳細解説に飛べます
スマホなどでQRコードを読み取ると、その画像に関連する単元の解説を書いた”かるび勉強部屋”の記事にアクセスすることができます。それを読めばその画像の意味することがわかりますd(^_^o)
特徴④ タイプに合わせて選べる3つの形式
つぎの特徴は…用途に合わせて3つの形式から選べるという点です。具体的には書籍型、カード型、データ型の3つですd(^_^o)
① 書籍型
書籍型は通常の教科書や問題集のように冊子になっているもの。冊子になっているので、教科書のようにページをパラパラめくって参照することができますd(^_^o)
② カード型
カード型は名刺サイズぐらいのカードです。パンチを使って穴を開ければ、単語カードのような使い方もできます。持ち運んでスキマ時間にちょっと勉強する時にはちょうどよい感じです(^_^;)
③ データ型
データ型はPDF形式のデジタルデータで、パソコンやスマホにダウンロードできるモノ。タブレットに表示して使ったり、印刷して壁やノートに貼り付けたり、自由自在ですd(^_^o)
データ型のもうひとつの特徴は、検索ができるという点d(^_^o) 収録されているのは画像データですがOCR処理(※)をしているので、画像の中にある文字もだいたい検索できちゃいます∑(゚Д゚)
※ OCR処理:画像データの中にある文字を検出して文字データとして認識する処理 (Optical Character Recognition : 光学文字認識)
特徴⑤ とにかく分かりやすい!
最後の特徴はとにかく分かりやすいという点。
“分かりやすさ”というものは客観的には計測できないので、なかなか難しいのですが…例えばこのブログ。
このブログは “中学受験” だけをテーマにした個人ブログとしては結構多めの月間50万PVものアクセスをいただいています。コメントでも”分かりやすい”という声が圧倒的に多いですd(^_^o)
有効的な活用法をご紹介
当ブログオリジナル教材の特徴を分かっていただいたところで、今度は、もっともポピュラーで効果的な教材の使い方について、ご紹介してまいりたいと思いますo(^-^)o
① 知識整理フェーズ
当ブログオリジナル教材の解説画像集は、知識や解法が分かりやすくまとめられています。効果的な使い方は、そのイメージを暗唱できるくらい頭の中に入れてしまうという使い方です。
解説画像を暗唱するってどういうこと?
暗唱といってもその図解を口で説明するということではありません。その画像についてのどんな質問に対してもシッカリ答えられるような状態にするということを意味しています。
そのためのコツが以下の3つです。
a) 自分にクイズを出すつもりで
その画像に関するクイズを出して欲しいと言われたらどんなクイズを出すか?そのクイズを自問自答していくと、自然と画像そのものが頭の中に定着していきます d(^_^o)
b) イメージでで覚える
自分にクイズを出して答える。コレは “一問一答” と呼ばれる勉強法で昔からよく知られている勉強法です。ポイントはイメージで思い出すという点。頭の中にイメージした上で回答しましょう。
c) 画像に理由や根拠を求める
イメージで覚えるといっても論理は必須です。
たとえば “武士に対抗した天皇2人は?” という問いに対して、ただイメージを答えるのではなく、政権が天皇から武士に移った鎌倉時代以降だからこのへん!みたいな感じで論理化して答えます。
上記をシッカリ取り組むとイメージの力と論理の力のブーストでとにかく脳に定着します。我が家の子供たちも、この方法で効率よく受験に必要な知識を自分のモノにすることができましたd(^_^o)
② 知識活用フェーズ
知識整理フェーズをシッカリやっておくと、いざテスト問題で該当の知識が必要になった時に情報を取り出すことができます。この例であれば、天皇を答える問題が出たら12人が頭の中で再生されてて候補にあがり、ヒントから絞られていく感じですd(^_^o)
③ 知識拡充フェーズ
もし整理された解説画像に存在しない知識が、テスト問題で出てきたらどうすればよいのでしょうか?
その場合は既存の画像に付け足しましょう_φ(・_・
新しく画像を作り直す必要はありません。新しい知識が出てきたからといって、新しい枠組みを作り直してしまうと、せっかく定着した知識も最初から訓練しなおす必要がでてきます∑(゚Д゚)
コアとなる12人の天皇は主要メンバーとして固定し、新しく入ってきた天皇はサブメンバーととらえるようなイメージですd(^_^o)
我が家での解説画像集の徹底活用
効果的な使い方は前項にてご説明したとおりですが、実際に我が家で実施していた活用シーンを写真と共にご紹介しますd(^_^o)
a) 就寝前の自分問いかけ暗記
書籍型の解説画像集は就寝前の自分問いかけがオススメです。自分問いかけがむずかしければ、親が画像に関するクイズを出してあげて、子供が答えるというカタチにしても良いですねd(^_^o)
画像集なので“勉強感”はあまりありません。ほんの1分だけ取り組むみたいな超短時間での取り組み方もできるので、我が家では寝る前に音読と共に問いかけ暗記を実践していました。
b) スキマ時間はカード型で自分問いかけ暗記
カード型は穴あけをしてリングに通せば持ち運びに便利な暗記カードになりますd(^_^o) カバンにしのばせておいてスキマ時間にちょっとした勉強をするのにも便利です。
※ 商品に最初から穴は空いていませんのでご了承ください (>_<)
c) 間違い直し時にタブレットに表示
データ型であればタブレットやスマホに表示して参照するのもオススメです。間違い直しの時に分からないあいまいな単元が出てきたら即検索!該当ページを見ながら直しをすると効果的です。
d) でかく印刷して壁に貼り付け
我が家の娘の部屋には “星座の解説画像” を壁に貼り出していました。星座や星の名前って覚えにくいですよね(-_-;) いつも目に入る場所に貼りだし、ちょっとした時間に眺めることができます。
e) 算数は問題を解く時に参照せよ
算数の解説画像集は “問題を解く基本フロー”や”使える道具集”が多く含まれています。算数が苦手な子供は実際に問題を解く時に手元においておくと試行錯誤に着手できます。
我が家の息子はとにかく算数が苦手でした…。問題を解きながら手が止まってしまう。こんな感じでヒントとなる基本フローや道具集を置いておくと、いろいろ試してみるという行動につながります。
f) 間違い直しノートに貼り付け
データ型は自宅のプリンタでどんな大きさにも、何枚でも印刷できるのが最大のメリットです。我が家ではテストの後の間違い直しノートにこんな感じで貼り付けたりしてましたd(^_^o)
オリジナル教材販売のご案内
① 書籍型の解説画像集
② カード型の解説画像集
③ データ型の解説画像集
まとめ
今回は当ブログオリジナルの教材について効果的な使い方についてのご紹介をさせていただきました。我が家の2人の子供を伴走した6年間の試行錯誤の成果をそのまま教材化しています_φ(・_・
子供にとっては”情報の整理の仕方”のお手本にもなるかと思いますので、ぜひご活用くださいo(^-^)o