中学受験:直前期に学校を休ませる?むしろ塾を休ませるという選択肢も
“直前期に学校を休ませるか問題” 我が家では学校は普通に通い…むしろ塾を休ませるという選択肢
先日、塾の先生とお話しする機会があり ”学校は出来るだけ普段通りに通わせてください” とのお話が…。なるほど、この時期になると 学校をガッツリ休んで家で受験勉強をするというご家庭もある んですねd(^_^o)
さて我が家の息子はどうしようか…
塾の先生になぜ普段通りが良いか聞いてみると生活のリズムがとかどうとか…。うーん、あまり説得力はない。塾の先生がオフィシャルに学校を休めとも倫理的に言えないからなのか? そして我が家の結論は…
学校は普通に通い…むしろ塾を休むっ!
ご家庭により考え方は様々あるのだと思いますが、我が家で色々と検討して、この結論に至った経緯をまとめてみたいと思います d(^_^o)
目次
なぜ受験の直前期に学校を休ませるのか?
なぜ中学受験の直前期に学校を休ませるかという議論が勃発するのでしょうか? 理由はご想像の通りシンプルです(^_^;) メリットもありますが当然デメリットもありそうです。まずは基本的なその辺りからまとめてみます。メジャーそうな理由をピックアップすると…ほぉ、なるほど。
直前期に学校を休ませる3つの理由
1. 学校に行く時間を過去問にあてる
朝から午後まで学校にいると7時間にも8時間にもなりますね。学校を休んでしまい、この時間を受験勉強にあててしまおうというものです。たしかに…こんだけ時間があればたっぷり勉強時間は確保できそう です(^_^;)
2. インフルエンザ感染や怪我を防ぐ
学校でインフルエンザが発生したら…体育の授業のバスケで突き指をしたら… 通学中に転んでしまったら… そのようなリスクを一気にゼロにするのが学校を休むという選択肢 ですd(^_^o)
ちなみに… 我が息子は6年生の夏休み前という大事な時期に、バスケで指を…なんと骨折しました (-_-;) なので納得できる理由ではあります…。考えようによっては学校は危険でいっぱい!…かもしれません(^_^;)
3. 学校の宿題などを抑える
学校に行けば宿題も出るし、卒業イベントの練習はあるし…。子供にとっては 色々とやる事や考える事が増えます ね。それをブロックするために休んでしまうというものです。雑念を払うと言った感じでしょうか。
学校を休むと想定される3つの問題
1. 子供が倫理的に罪悪感を感じる
学校を休むことに対するイチバンの懸念点はコレでしょう。子供は純粋で正直者ですので学校に休まず通うことは良いことであり…具合が悪くもないのに休むのはズル休み…って考えちゃう可能性 も(^_^;) 大人とは違います。
2. ストレスが…集中力が…
ジッとしているのが苦手なお子様も多いのではないでしょうか。特に我が息子の場合、1日中家にいても集中力が持たずかえってストレスが… 学校を休んで得た時間全てを効率よく使うことは難しそうです(-_-;)
3. 生活リズムが乱れる…特に朝っ!
朝起きるのが苦手な小学生…うちに約1人います(-_-;) はい…受験生である息子です。学校が無いなると朝の起床がダラけてしまう…ウチだけかもしれませんが(@_@) 朝が苦手なお子様にとってはリスクなのではないでしょうか。
どちらが良いのかは子供の性格しだい
確かに学校を休めば時間をガッツリ稼ぐことができ、過去問などをやり放題!でも…うちの場合はずっと家にいると集中力が持たないという点でダメそうです。時間があるがゆえにかえってダラダラしちゃう…(^_^;)
いっぽう、丸々1日集中できるようなお子様、学校を休んでも罪悪感なども無いっ!と言い切れるお子様であれば、過去問を一気に5年分やり直したり過去問の範囲をグッと伸ばしたりする事も可能 ですねd(^_^o)
要はお子様しだいですね(^_^;)
むしろ “塾を休ませる” という選択肢
過酷な受験勉強をこなせてきたのは塾のおかげ
四年生の夏から入試本番まで… 毎日のように遅くまで受験勉強をしてこれた一番大きな理由は何でしょうか? もちろんお子様の強い意志や、親御さんのモチベーションアップ作戦が功を奏しているということもありますが…
我が息子の場合は…
塾でのピアプレッシャーですd(^_^o)
塾の膨大な宿題を塾の友達はみんなシッカリ終わらせてくる。自分も終わらせなきゃ… 公開模試で友達は良い成績をおさめた…友達はいつも10時まで自習室で頑張っている。負けたくない…自分も頑張らなきゃ!
コレですね (^_^;) この2年半… 塾でのピアプレッシャーは間違いなく偏差値を大きく上昇させる大きなプラス要因となりました。このピアプレッシャー…受験の直前になると、どうなってしまうでしょうか?
直前期の通塾…2つの注意点
直前期に塾に通う事で気をつけなくてはならない事が2点あります_φ(・_・
1つ目は通常期であれば絶大なモチベーションにつながるピアプレッシャーがあらぬ方向に働くというものです。我が息子の場合、ピアプレッシャーが異常に強すぎるのか…あらぬ方向に。例えばこんな感じです。
塾の宿題が終わらない…徹夜してでも終わらせるぜ!
いやいや、受験直前は優先順位違うでしょ(-_-;)
もう1つは単純に寝不足のリスクです。朝いつも通りに起きて塾が終わるのが21時過ぎ… なんだかんだで布団に入るのは23時過ぎ。塾に通っている通常期はヤッパリ朝が辛そうです。これを本番の直前もやりますか?!
入試本番直前の数日くらいはシッカリ睡眠を取り、頭をスッキリ寝不足から完全解放したいものです。とはいえ睡眠時間を確保するために朝遅めに起きるのはどう考えても危険でしょう…。だって受験本番は午前中ですからね d(^_^o)
結論:学校は普通に登校…塾は休ませる!
息子の場合は、集中力が持たず朝もだらけてしまう。塾でのピアプレッシャーが強大…なぜか受験本番より優先してしまう。こんな理由から我が家では 学校へは通常どおり登校し直前期の塾のみ休ませるという結論 に至りました d(^_^o)
まとめ
中学受験の世界では毎年論争を巻き起こしている ”直前期は学校を休ませるか問題”… お子様の性格をシッカリ考慮した上で判断しなくてはならない難しい問題です(>_<) 判断するためのメジャーな根拠は以下の通り…
学校を休またい理由
1. 過去問に取り組む時間の確保
2. インフルエンザや怪我の防止
3. やる事を増やしたく無い
学校を休ませない理由
1. 学校を休むことの罪悪感
2. ストレスが溜まる・集中力が持たない
3. 生活リズムの崩れ…特に朝!
そして… さらに考えなければならないのは、”直前の塾は休ませるか問題” ですねd(^_^o) 我が息子がおちいった、入試直前の通塾における2つの注意点 も考えてみてください… うちだけかもしれませんが…(^_^;)
本番直前の通塾の注意点
1. 寝不足になってしまうリスク
2. 宿題プレッシャーのリスク