中学受験:単位変換を超簡単に!低学年でもできる9桁スライド図

受験のクセモノ単位変換…低学年でも分かる単位変換方法を!

※ 本記事は2017年11月に公開した中学受験:単位変換はイメージ記憶で簡単!を書き直した記事です。昨年11月に公開した単位変換の記事ですが、いざ小学3年生の娘に教えたところゼロの増減という概念と小数点の移動との関連に改善が必要と感じました (^_^;) 記事の一部を修正しております!

忘れた頃に突然すがたを現し、解き方がせっかくわかったのに点数を奪っていく…ゼロを1つ間違えると命取り…。受験生にとってそれほど難解なわけでもないのにクセモノな存在。単位変換とはそんな存在ではないでしょうか? 問題は解けたのに最後の単位変換でミスをしてしまう…こんな経験ありませんか?

すぐに忘れてしまう原因はおそらく以下のような数式で覚えているからではないでしょうか。確かに教科書にも掲載されている通りで全くもって正しいのですが… 私の息子はこの単位の変換式が全く頭に入らなかったんです。特に面積のアール(a)や、体積のリットル(L)がどう変換されるかすぐ忘れちゃうんです (>_<)

数式は忘れやすいので イメージ記憶で覚える事を絶対的にオススメ します。

 
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イメージ記憶法で単位変換は怖くない

文字列よりもイメージの方が頭に残る

語学学習では今や主流となった “イメージ記憶”。文字列ではなくイメージ(画像)で記憶するという記憶法です。右脳記憶とも呼ばれています。どんな記憶法なのでしょうか? 次の図を見てください。Appleという英単語を覚える際の、文字列記憶とイメージ記憶の比較になります。イメージ記憶とはシンプルにイメージ(画像)で記憶する方法なんです。

イメージ記憶にはいくつかメリットがあります。大きなメリットのひとつは記憶に定着しやすいという事。過去の記事( 中学受験:使える!学習に関する学説4選 )でもご紹介しましたが、イメージを思い浮かべる行為が擬似的な経験や体験になるため忘れにくいのです。フラッシュ暗算の達人や記憶の達人は皆このイメージ記憶を活用しています。

仕組みがわかった所で、中学受験における単位変換を “イメージ記憶” してみましょう。

基本3単位は “9桁スライド図” で覚える

まずは 基本3単位を覚えるための “9桁スライド図” からご覧ください。

1マスは10倍(ゼロひとつ)を表しています。mmが1000個あつまるとmになり、mが1000個あつまるとkmになる。mmが10個あつまるとcmになりmLが100個集まるとdLになる… このような長ったらしい事を 数式や言葉ではなく上記のようなイメージ(画像)で覚えさせる ことがポイントです。

dL(デシリットル)とcm(センチメートル)も上記のイメージ(画像)の”場所”で覚えさせましょう。cmはmmの左隣という場所で覚えるんです。mmの左隣ということはmmの10倍ですね。上記の図をお子様にノートに書いてもらってください。見ないで書く事ができるようになれば、つぎは変換練習です

上記のように4200cmを変換したい場合、cmの位置を基準にしてそのまま”9桁スライド図”に書き写します。m(メートル)に変換したいのであれば、mの左が一の位になります。42mであることが分かりますね d(^_^o)

同様に他の数字も変換してみましょう。

この 9桁スライド図の最大のメリットは単位変換が自由自在であるという事 です。単位が変わった分だけ小数点の位置がスライドしている事がビジュアルに分かります。例えばdLからkLへ変換するといったちょっと分かりにくい変換でも分かりますね。

面積と体積は “3段階イメージ図” で覚える

こちらもまずは面積と体積の単位を覚えるための “3段階イメージ図” からご覧ください。

1辺の長さが1m…10m…100m…や、1cm… 10cm… 100cm… と3段階分のイメージを元に覚えるイメージ記憶法です。

敢えて左下の吹き出しに教科書などに乗っている単位変換の式(つまり文字列記憶)を比較対象として記載してみました。単位変換のたびにこのような式を思い出して “あれ…ゼロがいくつだっけ?” なんて事を考えていてはミスも起こります。アール(a)やヘクタール(ha)は滅多に出てこないので思い出せない(うちだけか…?)

アール(a)もヘクタール(ha)も上記の “3段階イメージ図” の どこに書いてあるかの場所イメージで覚える んです。アール(a)は “3段階イメージ図” の真ん中…ヘクタール(ha)は右側…と”場所”で覚える んです。リットルやミリリットルも同様です。ミリリットル(mL)は左側…リットル(L)は真ん中ですね。

イメージが定着したら実践を

計算は3ステップを徹底させる

イメージ記憶を使って単位変換の基礎が頭に入ったら計算練習です。小学生がよくやってしまうのが違う単位どうしで計算してしまうというミス。うちの息子もこのミスを連発し…とても苦労しました(>_<) そこで…計算をする手順を3つのステップに分けて息子に徹底させたところ計算ミスが激減した のです。

“3ステップ”とかっこいい言い方をしていますが、とてもシンプルです。要は注意散漫な小学生に”単位は揃えろよ〜!”と意識づけするための呪文のようなものです。“単位のある計算は必ず3ステップ” としつこいくらい言い聞かせると…いつの間にか計算ミスは減っていることでしょう!

STEP1:単位を揃える

具体的な単位のある計算問題を使って3つのSTEPを追ってみたいと思います。

STEP1は “単位を揃える” です。単位の変換はご紹介したイメージ図を使えばとても簡単です。9桁スライド図はすでに説明しました通り小数点の移動をイメージで考えましょう。面積と体積の変換は… 忘れてしまったら3段階イメージ図を頭の中に思い浮かべましょう。簡単に思い出せるはずです!

それでは、実際に式に出てくる数字を全てミリリットル(mL)に揃えてみましょう。

STEP2:計算する

単位が揃ったら計算ができる状態になりますので、STEP2の “計算する” にうつりましょう。ここは説明不要ですね。足し算や引き算…掛け算や割り算を、計算ミスに気をつけて計算しましょう。今回のように式の途中に “空欄の四角” がある問題はちょっと特殊な計算が必要ですが、そちらのコツは 別の記事で紹介したいと思います。

STEP3:単位を(問題の求める単位に)戻す

もしSTEP1で揃えた単位と問題の求める単位が異なっていた場合には、単位を目的の単位に戻します。9桁スライド図や3段階イメージ図を活用すれば怖くないですね。

まとめ

今回は受験生がけっこうミスをして減点されてしまいがちな単位変換にフォーカスしてノウハウをまとめてみました。せっかく問題が解けたのに単位変換でミスをして悔しい思いをしないためにも、おろそかにせずシッカリと抑えておきたいところです。今回ご紹介したポイントは以下の2つです。

1)単位変換は数式ではなくイメージ図で
基本3単位は”9桁スライド図”
面積と体積は”3段階イメージ図”

2)ミスをなくすために計算は3ステップで
STEP1:単位を揃える
STEP2:計算する
STEP3:単位を戻す


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