中学受験:公職選挙法とは?意外と幅広いその内容を簡単に…!
なんとなくは分かるが全体像がつかめない…この法律には3つのルールが書かれている
こんにちは。かるび勉強部屋 ゆずぱ です。
いつの時代もニュースをにぎわせている政治家のスキャンダル。ニュースのキーワードになるのが ”公職選挙法” ですね。
でもこの公職選挙法… 中学受験のテキストにはザックリとしか書かれていない(-_-;) 全体像がわからん!
しかも入試にガンガン出題されてる
今回はモヤモヤする公職選挙法という法律をハッキリと分かるように解説すると共に、入試でのトレンドも紹介しますd(^_^o)
目次
公職選挙法とは? 意外と幅広いその内容とは
大きく分けて3つのきまりが規定されている
公職選挙法… 選挙のことを規定している法律だというのは分かるけど ぶっちゃけ全体像が分からない(-_-;)
2019年に参議院の議員定数が変わりました。改正された法律は何だったでしょうか?
公職選挙法です…
えっ…公職選挙法って議員定数まで決めてるの!?
議員定数はこの法律で規定されています∑(゚Д゚)
公職選挙法には大きく分けると3つのことが書かれています。上記の3つのことですd(^_^o)
順番に詳細を見ていきましょう。
① 参政権
参政権とは政治に参加する権利のことですね。具体的には 選挙権(投票する権利) と 被選挙権(立候補する権利) ですねd(^_^o)
公職選挙法には、18歳以上の国民が選挙権を持つこと、衆議院は25歳から立候補できること、参議院は30歳から立候補できることなどが書かれていますd(^_^o)
② 選挙のやり方
この法律のメインディッシュともいえるでしょう。選挙のルールが書かれています_φ(・_・
やり方としては、比例代表制や選挙区制などの選挙のやり方、選挙区をどうするかなども書かれています。
さらに…選挙の期間や、選挙に使って良いお金の限度、配ってよいビラの枚数まで…細かくルールが書かれています∑(゚Д゚)
そして… 公職選挙法違反でニュースをになるのはほぼコレ ですd(^_^o)
③ 議員の定数
最後は議員定数です。
意外かもしれませんが… 衆議院の議員定数や参議院の議員定数はこの公職選挙法で規定 されていますd(^_^o)
ちなみに…“公職”とは政治家のこと
公職とはなんでしょうか?
シンプルに表現すると “政治家” のことです。政治家といっても多岐にわたりますが、国政に加え 地方(都道府県や市区町村)にも政治家がいますね d(^_^o)
中学入試では“時事問題“として出題される
王道はシンプルな出題
中学受験で公職選挙法が出題される王道は、やはり…法律名を答えさせる問題 のようです(^_^;)
選挙のやり方を規定した法律名を答えよ…
議員の定数はどの法律に記載されているか…
みたいな感じですd(^_^o) なんのヒネリもなく、シンプルすぎる出題ですので、問題ないでしょう。
ただ 難関校では… 時事問題と出題される のがトレンド∑(゚Д゚)
時事問題として出されるので注意!
時事問題ではどのような形で出題されるのでしょうか?
時事問題とはズバリ… 公職選挙法の改正内容について問われます。実は中学入試では…ほぼこの1パターン∑(゚Д゚)
ではその改正の歴史を見てみましょう。
公職選挙法の改正の歴史
では最近の公職選挙法の改正はどんなものがあったでしょうか? 実際に難関中学校で出題されてます ∑(゚Д゚)
① 比例代表制の導入
現在の国政選挙は… 選挙区制と比例代表制の2種類をつかって国会議員を選んでいます。
この比例代表制が導入されたのが 1982年(参議院)、1994年(衆議院)の公職選挙法の改正からとなりますd(^_^o)
② インターネット選挙運動の解禁
2013年から Twitterやブログによる選挙運動が解禁となりました∑(゚Д゚) えっ…それ以前は禁止だったの!?
実は…あまり規定がなくグレーゾーンだったのが実情。2013年の公職選挙法の改正で明確に記載されたということです
③ 選挙権が18歳に引き下げ
中学入試に出まくりましたd(^_^o)
2014年までは選挙権を持つのは20歳以上でしたが、2015年の公職選挙法の改正で18歳以上に変わりました ∑(゚Д゚)
④ 参議院の議員定数+6
参議院の議員定数が242名から248名に増えましたd(^_^o) なぜ2018年の改正で増えたのでしょうか?
理由は1票の格差の解消です…。
選挙区によって1票の価値が異なってしまうことから調整した結果、議員定数が増えたという格好です_φ(・_・
⑤ 比例代表の名簿に “特定枠”
最後は比例代表制における特定枠の導入です。
参議員の比例代表は ”非拘束名簿式” でしたが、この改正で 一部 ”拘束名簿式” が導入されました…ってよくわからないですよね。
詳細は こちらの記事 をご参照くださいd(^_^o)
公職選挙法の違反とは…5つの代表事例
モノやお金を渡しちゃダメ
まずはメジャー中のメジャーな公職選挙法の違反(^_^;) ニュースになるのは、ほとんどコレですね…。
いわゆる買収行為です… 選挙の時にお金やものを渡して 投票するようお願いしたり… 逆に投票しないようお願いしたり。
なぜ違反になるのか?
あたりまえですが… お金持ちが有利になってしまうから ですね。本来の選挙は政策を国民に問うものなので…。
ちなみに… 寄付はもちろん年賀状ですらダメ です。
② 家までおしかけちゃダメ
家までおしかけて投票をお願いするのもダメです…。
これは なぜダメなのかちょっと分かりにくい かもしれません。なぜ戸別訪問がダメなのでしょうか?
理由は不正が起きやすくなるから…とのことです∑(゚Д゚)
③ 期間中以外は選挙運動しちゃダメ
選挙運動の期間は、選挙の公示日から投票日の前日まで と決まっています。それ以外に活動したらダメです。
特に… 投票日の当日は選挙運動はしてはいけない ことになっています∑(゚Д゚)
④ ビラを配りすぎちゃダメ
立候補者の政治的な考えや政策を書いたチラシやポスターにも…制限があります。認められた枚数だけ です。
ポスターなんかは 大きさなんかも決められてます∑(゚Д゚)
なぜ枚数や大きさまで制限されているのでしょうか? これも財力をもった候補者が有利になるのを防ぐため ですねd(^_^o)
⑤ 未成年は選挙運動しちゃダメ
選挙運動をすることができるのは選挙権をもつひとだけです∑(゚Д゚) 未成年は選挙運動に参加しちゃダメ です。
なぜ未成年は選挙運動に参加しちゃダメなのでしょうか?
理由はとてもシンプルです。未成年は心身共に未熟…分かりやすくいうと大人に洗脳されちゃう可能性があるから。
以上、モヤモヤする公職選挙法について分かりやすく簡単に説明しましたd(^_^o)
まとめ
今回はニュースをにぎわす公職選挙法について、そもそも公職選挙法とはナンゾヤ?という疑問の解消に始まり、中学入試の出題パターンまでをまとめてみましたd(^_^o)
公職選挙法に書かれている3つのこと
① 参政権
② 選挙のやり方
③ 議員の定数
代表的な公職選挙法の違反5つ
① モノやお金をわたしちゃダメ
② 家までおしかけちゃダメ
③ 期間中以外は選挙運動しちゃダメ
④ ビラを配りすぎちゃダメ
⑤ 未成年者は選挙運動しちゃダメ
中学入試では 公職選挙法の改正内容を細かく問われるのがトレンド だということが分かりました。法律改正にアンテナを高くし対策してまいりましょう(^_^;)
とても良いです。
参考になりました⭐️
ありがとうございます♪
ミッキーマダーさま
ゆずぱです!
少しでもお役に立てたようであれば幸いでございます!
スローペースではありますが、
今後も価値ある情報発信に努めてまいります!