中学受験:フェノールフタレイン液とは?覚えるべき指示薬の色を簡単に
酸性やアルカリ性を調べる指示薬の色が覚えられない…分類してイメージで覚えよ
こんにちは。かるび勉強部屋 ゆずぱ です。
BTB溶液…リトマス紙…フェノールフタレイン液…えっと酸性だと何色になるんだっけ…(-_-;) ダメだぁ覚えられない。どうやって覚えれば良いのでしょうか?
適当に”分類”して”イメージ”を持つ
正直とっつきにくい指示薬も 適当に分類して、それぞれの指示薬の色の変化をイメージ すると スンナリ頭の中に入ってきます∑(゚Д゚) それでは具体的は方法をご紹介します。
目次
フェノールフタレイン液とは?
指示薬とは?見えないものを見えるようにする薬
本題に入る前に…
そもそも フェノールフタレイン液やBTB溶液がナニモノか を整理していきましょうd(^_^o)
超ざっくり説明すると見えないものを見えるようにする薬 (・_・; 専門家には色々おこられそうですが…コレでOKです。
酸性やアルカリ性といった性質は目に見えませんが、BTB溶液などの 指示薬を使えば色となって見えるように なります。
他には 二酸化炭素を見えるようにする石灰水、デンプンを見えるようにするヨウ素液 など、理科実験でよく出る薬ですd(^_^o)
PHとは?酸性やアルカリ性の度合いを示す
数ある指示薬の中でもメジャーなのが酸性やアルカリ性の度合いを見えるようにする PH指示薬 ですd(^_^o)
PHって何でしょうか?
PHは…酸性の強さやアルカリ性の強さによって0から14まであり、酸性が強ければ0、アルカリ性が強ければ14ですd(^_^o)
PHが0に近い…つまり強い酸性なのは塩酸や硫酸ですね。逆にPHが14に近い…つまり強いアルカリ性なのは水酸化ナトリウムや石灰水 などですねd(^_^o)
ちなにに…この図に書かれている11種類の水溶液の酸性やアルカリ性の度合いは覚えた方が良いです_φ(・_・
PHを見えるようにする指示薬は?
さて…本題に戻りましょう。
PHを見えるようにする指示薬は本当に数多くありますが…代表的なものを5種類ピックアップしてまとめたものが以下です。
さぁ…パッと見た感じはいかがでしょうか?
いや…コレは覚えにくい(-_-;) 指示薬の名前が覚えいにくいのもありますが…何と言っても色が覚えられない(-_-;)
では覚えるための具体的な方法にうつりましょうd(^_^o)
指示薬を覚えやすくする”分類”と”イメージ”
適当に分類してみると意外とキレイ
ゴチャゴチャして分かりにくいものをスッキリさせる 王道の手段…それは適当に分類すること です_φ(・_・
太古の昔から世の中にあるものを学者が一生懸命分類しているのは、それらをスッキリ理解したいからですね。
分類してみると意外とキレイ∑(゚Д゚)
特に アルカリ性の時にどんな色になるか についてまとめると、スッキリしますね(・_・;
この中で 色の変化をおさえておくべきは ”主要2指示薬” と “特定用途の指示薬” ですd(^_^o)
それではイメージをご紹介します。
① BTB溶液のイメージ
まずはBTB溶液です。
BTB溶液は酸性で黄色になります。酸性といえば酸っぱい。酸っぱいといえば…その代表格はレモンですねd(^_^o)
そしてアルカリ性では青色になります。ちょっと語呂合わせっぽいのですが ”アル”カリ性なので “ある”く人を思い浮かべましょう。歩く人といえば ”青”信号 ですね。
そして 中性は 酸性の黄色とアルカリ性の青を混ぜたい色。つまり緑色になります_φ(・_・
まずはこのBTB溶液のイメージを基本としましょう!
② リトマス試験紙のイメージ
次はリトマス試験紙です。
まず大前提として、リトマス試験紙は ”赤色リトマス紙” と ”青色リトマス紙” の2種類 があるイメージをもちましょう。
その上で、アルカリ性は BTB溶液と同じで “ある”く人を思い浮かべましょう。アルカリ性はリトマス紙も同じ青なんです。
そして赤と青があるというイメージさえ持っていれば、酸性は赤だということがイメージで分かりますねd(^_^o)
③ フェノールフタレイン液のイメージ
最後はフェノールフタレイン液です。
フェノールフタレイン液は用途が限定的… “アルカリ性”にしか反応しないメッッチャ限定的 だとイメージしましょう(・_・;
そしてイメージは “アンモニアの噴水実験” です
アンモニアはアルカリ性の代表格的な物質。その実験風景をイメージするのです。赤い噴水の実験です。
実際に経験しなくてもYoutubeなどで繰り返し見ることで、アンモニアの噴水実験を頭にイメージとして埋め込みましょうd(^_^o)
以上が、覚えにくいPHの指示薬を 適当な分類 と イメージ で覚える方法をご紹介しましたd(^_^o)
中学受験で覚える水溶液は15種類
酸性やアルカリ性のお話をしましたので、最後に中学受験で覚えるべき水溶液15種類 の性質のご紹介ですd(^_^o)
水溶液も 我が家では ”適当に分類” していますd(^_^o)
身近な個体や身近な液体…工業用途など分類の詳細は本記事では割愛いたしますが、やっぱり分類ですd(^_^o)
まとめ
今回はBTB溶液やリトマス試験紙、フェノールフタレイン液などのPH指示薬のについて解説しましたd(^_^o)
適当に分類してイメージを持つ
大人が子供に勉強を教える時 “酸性は黄色…アルカリ性は青…” と内容そのものを教えるよりも “覚え方を教える” のが効果的です。
自分の学生時代を思い出して…こうやって覚えたなぁというのを子供にも伝授しましょう_φ(・_・