製品レビュー:受験生のモチベ維持につながる ”自分用の手帳” の導入

我が家では…子供が低学年の時から”自分の手帳”を持ち運用していました

我が家では子供達が小学校の低学年の時から”自分の手帳を持つ”という方針を取っていました。なぜ小さい子供にわざわざ手帳を持たせるのでしょうか? 理由はとてもシンプルです。

子供の自己管理がダメダメだから

忘れものが多すぎて超心配… メモをあちこちに書かくから行方不明明…。小学生の低学年にありがちな親の悩みです。予定とToDoを管理する事は自己管理の基本です。

今回、おやのじゅく様より佐藤亮子さんのカレンダーノートをご提供いただきました。中学受験家庭の親としてこの製品に関する正直な製品レビューをしたいと思います_φ(・_・

 

受験生にとって ”自分の手帳” とは

小学生には自己管理ツールの入口

我が家は共働き家庭で子供がひとりで過ごす時間が比較的長い家庭なんですが、いざ中学受験に向け子供が塾に通い始めると… ”ある悩み” に突き当たることになりました。

自己管理が全くできない
 忘れ物がひどすぎる…
 スケジュールを忘れちゃう…
 宿題や課題のメモが行方不明…

 

そもそも一般的な日本の小学校では… ”自己管理”に特化した授業が無い のが普通。自己管理については、あくまでも授業や学校生活の中で学んでいくしかありません (-_-;)

特に小学生で必要な自己管理は…

・スケジュール管理
・タスク管理
・ファイル管理

の3つですね d(^_^o)

(1) スケジュール管理

今日は17時から塾だからね!…今日は学校の放課後スクールまで参加してきて!… 今日はスイミングスクールの日だよ! この手の管理をなんとか自分ごとにするのがスケジュール管理です。

(2) タスク管理

シッカリと期日までに終わらせなければならないにも関わらず、各教科から大量に出される塾の宿題…(>_<) アチコチにメモせずに、一元的にメモして消化する。それがタスク管理です。

(3) ファイル管理

塾から大量に配布されるプリント。テストの答案や結果などのプリント。子供に任せると超カオス状態に…そして必要な時に見つからない(-_-;) これらを管理するのがファイル管理です。

このうち(1)と(2)は、ホワイトボードで毎日親子でコミュニケーションを取るという方法もひとつの手ですが… ”自分の手帳”で自分ごととして自分で管理するのもアリです_φ(・_・

 

我が家での手帳活用…モチベ維持につながった

我が家では小学生活の中で…あまりにも忘れ物が多かったので、忘れ物をしないように子供と手探りをしていた中で取り組んだひとつの方法が ”自分の手帳” を持つというもの。

息子とふたりで東急ハンズへ向かい…自分の欲しい手帳を選ばせました。自分で好きな手帳を選ばせると意外と”自分ごと”になったりします。けっこう単純です(^_^;)

実際の中身はこんな感じ_φ(・_・

ページレイアウトは ”見開きで1週間分” が記載できるもの。ただ…コレだと書くスペースはあまりないので、書くことは”塾や習い事の予定” と ”宿題などのやることリスト” に特化。

結果として意外にもモチベーション維持につがなりました_φ(・_・

 

中学受験生が使う手帳…3つの絶対条件

我が家の経験をベースに ”中学受験生が使う手帳” の条件をまとめてみます。絶対的に必要な3つの条件です d(^_^o)

(1) 予定と宿題が分かりやすく書けること

これは基本機能ですね…(^_^;) 小学生の自己管理で最も悩む点。予定と宿題…この2つがかりやすく管理できること。

(2) スペースは広いこと

小学生は基本的に字がデカくなりがちです…。とにかく書くスペースは広い方がベター_φ(・_・ 

(3) 子供自身のお気に入りであること

我が家だけかもしれませんが…親から押し付けられたことは何でも嫌がります(-_-;) 自分のお気に入りであることが絶対条件。


目標設定と進捗管理は必須では無い…?

手帳の機能でもうひとつの王道といえば? ”目標設定”と”進捗管理” があります。小学生にとって自己管理がまず第一優先。アレもコレもと欲張ると面倒くさくなって嫌になってしまう。

必ずしも必須条件ではないというのが私の考えですd(^_^o)

 




製品詳細レビュー 3つの視点で

今回レビューする製品はコチラ。おやのじゅくさんで販売されている佐藤亮子さんカレンダーノートです。

カレンダーノートですので、予定管理やToDo管理を目的とした”手帳”という一面と、日々の行動や経験を記録するという日記としての使い方の二面を持っています。

視点① 機能性

1日1ページのレイアウトで書くスペースがたっぷりあるので、その日の予定/その日のやる事がガッツリ書くことができます。

前提としてメインの日めくりページがかなりフリーなので、使う人によって何を書くかを自由に決められること。使い方を固定されないページレイアウトになっています。

(1) スケジュール管理

スケジュール管理のメインは日めくりページに記載するかと思いますが、見開きの月間ページも準備されています。一方で1週間を俯瞰して見ることができる週間ページはありません。

以下の3つのスパンでのページが準備されています。

・日めくりカレンダー(1日1ページ)
・月間カレンダー(見開き1ヶ月)
・年間カレンダー(見開き6ヶ月)

 

 

(2) やること(ToDo)管理

ToDo管理ややる事リストもメインの日めくりページに書く使い方が良さそうです。冒頭で述べたようにかなりフリーなのでToDoリストのチェックボックスなどもありません。自分で書く必要あり。

一方で先頭の方のページに目標設定を書くページがあり、そこに半年や年間の長期スパンでの ”やることリスト” があります。

(3) 目標の管理

目標管理は先頭の方に1ページだけ準備されています。1ページの中に「年間の目標」「半年間の目標」「やるべきこと」が書けるようになっています。

しかし、目標達成のための仕掛けはこのページのみ。あくまでもオマケ的についているという印象です。

(4) 模試の記録

このノートの特徴的なページのひとつは、模試結果の記録ができるページが用意されていること。偏差値や点数などを記録することができます。受験生向けという感じですね _φ(・_・

 

視点② 使用感

小学生がよく使うであろうノートと同じサイズであるB5サイズなので書くというシーンでは使い勝手は問題ありませんが、持ち運ぶという場面ではデカくて重いです。

(1) 文字を書く

本章の冒頭で述べた通り書きやすいB5サイズ。さらには日めくりで書くスペースが超デカいので、とても書きやすいです。スペースをケチって細々した文字を書く必要もありません。

紙の質も一般的な大学ノートと同様(GOOD)。

(2) 持ち歩く

デカくて重いです。半年分が1冊になっており、半年分の冊子で400g超え!一般的な学習用ノートの3冊~4冊分に相当します。持ち運ぶには重いという点の注意が必要です。

(3) 管理する/記録する

日めくりがメインなので、最もメジャーな1週間をサイクルとした管理には向いていません。1日を単位として管理する方向け。逆に日記のように記録をメインとした用途では使い勝手が良いです。

 

視点③ デザイン

デザインはシンプルで大人が見ると好感が持てるデザイン。子供が好む可愛さなどは無いので、人を選ばない一方で子供のお気に入り化となるようなデザインではない。

また表紙には”佐藤ママ”の文字が控えめに書いてあります。

 




製品レビュー”良いところ”と”もう一歩なところ”

一般的な学生は1週間サイクルで行動をするため、予定や宿題などのやることリストは1週間が見開きで見られるものが使いやすいですが、このレイアウトだとどうしてもスペースが狭くなります。

とても良いところ

① 日めくりで書くスペースが超広い

一般的な学生は1週間サイクルで行動をするため、予定や宿題などのやることリストは1週間が見開きで見られるものが使いやすいですが、このレイアウトだとどうしてもスペースが狭くなります。

B5サイズで1日1ページの日めくりなので、書くスペースという観点では超広い∑(゚Д゚) 小学生には最適ですd(^_^o)

② 受験生には有名なブランド

これは人によるかもしれませんが…受験親の間では有名な佐藤亮子さんプロデュースのノートカレンダーであること。

中学受験生にとって大切な条件として”自分のお気に入りであることをご紹介しました。もしこのノートを使う本人が、佐藤亮子さんに権威性を感じていれば、大きなメリットとなりますね_φ(・_・

 

もう一歩なところ

① フリーすぎる記載スペース

このカレンダーノートのメインとなる ”日めくりページ” 。上半分に日付などのカレンダー情報。下半分は予定や宿題や日記などを書くスペースになっていますが、自由すぎる…。

罫線が引かれているだけです…∑(゚Д゚)

フリーすぎるということは、使う人の好みや工夫で色々な使い方ができるということですが、小学生にとってはある程度 ”ココには

⚪︎⚪︎を書く!” みたいな指定がある方がうまくいきます。

② 目標設定ページがシンプル

2022年のカレンダーノートにはなく、2023年版から追加されたという”年間目標を書く”ページ。この製品では年間目標と半年目標を書くページが1枚準備されているだけです。

本気で目標達成へ向けた進捗管理や行動管理をするものではなく、あくまでも目標をいつも手元において、モチベーションと目標意識を持つというものに使えるものです。

小学生向けにはむしろちょうど良いかと思います(^_^;)

 




まとめ

今回は中学受験における手帳について我が家の経験をお伝えすると共に、おやのじゅくさんより提供された 佐藤亮子さんプロデュースのカレンダーノートについて製品レビューを行いました!

公式ページ「おやのじゅく」

我が家の子供は忘れ物が多かったり…やる事のメモが行方不明になったり…ということで小学校低学年のうちから”自分の手帳”を導入しておりました。もし同じような悩みを抱えているようであれば手帳導入の検討をしてみてはいかがでしょうか?

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